今度、3ランスクイズでもしようかな(笑)《SHINJOの信条》

■パ・リーグ9回戦 日本ハム5-2ソフトバンク(5月27日、みずほペイペイドーム)
―(試合を振り返って)
「(先発の)伊藤くんに、しっかりせえと言ってもらって。点取られて、いつも同点とか逆転されるでしょ。抑えないといけないと慎重になりすぎて、ボールが甘く入るから。逆転されたくらいの、こう楽な気持ちでテンポ良くね。逆転された後のピッチングいいんですよ。それくらいのテンポでポンポンポンポンといったら、また一皮むけるのに。ちょっとあれはショックでしたね。すぐ同点に追い付かれたのは。でも、よう逆転してくれて。ビッグボスも顔を出してきてね(笑)。欲を言うなら、1回で決めてくれ。(九回は)イーレイも抑えてくれて、たいしたもんですよ。矢沢くんの足もハートも」
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―八回無死一、三塁の場面、1球目はセーフティースクイズのサインだった
「ちょっと待って。六回くらい出したから。どの状況でどうやって出したか。サインも2、3回出し直したからね。1日考えさせて(笑)。もうその時、その時でポンポンポンって3、4個考えて作戦あったから。石井くんも(貴重な追加点となるスクイズを)よう決めてくれたね。(二塁走者の)五十幡くんのスタートが、2ランスクイズだったんだけど。でも、いっぱいいっぱいだな。あれは。まあ、警戒されていますからね。今度、3ランスクイズでもしようかな(笑)」
―終盤に点を入れ、打線の調子が戻ってきた
「まだだね。ちょっとまだですね。イメージ通りではないかな~」
―策を講じながら点をもぎ取った
「いや、でもピッチングコーチがね。だいぶ、僕寄りになってきたという。(セーブシチュエーションの)九回、イーレイくんを送り出す。肝っ玉、座ってきましたね。こういうのが新しいスターを出す、チームが勝って層が厚くなるというね。田中くんもきょう、投げたかっただろうし。ちょっとイーレイくんは七回裏くらいから(肩を)つくり始めていたから、大丈夫? 九回、決まっていたんですけど、大丈夫?って。彼、先発しかしたことがないから。まあ、いいんじゃないですか。自分の考えがね」
―清宮に久々の一発が出た
「タイミング遅かろうがって。早くタイミング取らんかって、言うたとですよ。そしたら初球、カポーンと打って、このことは誰にも言うなよって。内緒ねって(笑)」
―助言が効果てきめんだった
「びっくりしました」
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―スクイズ失敗は怖くないか
「ないないない。確率いい方がこれですから。打ち出したら、しないし」
―こういう状況だからこそ
「もちろん、もちろん。点を取るにはこの作戦が一番、確率が高い。失敗してもやる。で、取れるっていう。打てそうな気がします? 点が入りそう? 俺はそう思わん」
―スクイズも難しそうだが
「でも、こういうところで成功させないと次につながらないから。させておくという。自信を持せる方が僕は好きというか、快感ですよね」
―相手のバッテリーも警戒していた
「していたね~。外した後はだいたいしてこないからね。してこいって思う。こっちは。俺たちは2回するから。した後は、だいたいストライクを取るにくるものですよ。2球外してボール2つなんて、なかなかしてこない。俺は3つ外せっていう(笑)」
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