高校野球
2025/07/14 11:30 NEW

【プレーバック】北北海道大会1回戦 帯広大谷6-3帯広北(7月14日、旭川スタルヒン)

十勝支部対決を制して、2年連続の8強入りを果たし、スタンドに両手を挙げてあいさつする帯広大谷の村上主将(右から2人目)=撮影・西川薫

帯広対決制して帯広大谷が2年連続8強進出

 十勝支部同士の対決は、帯広大谷が同点の六回に集中打を浴びせ、2年連続の8強入りを果たした。

 帯広大谷は背番号7の工藤聖真(3年)が公式戦初先発。帯広北はエース・吉田弦生(3年)が先発した。

 試合開始から激しい点の取り合いが繰り広げられた。帯広大谷は1死から2番・村上恵都外野手(3年)が左翼線を破る二塁打で出塁すると、左翼手が二塁へ悪送球する間に三進。さらに後続の中飛を中堅手が本塁へ悪送球する間に、先制した。

 帯広北もすぐに反撃。2死二塁から4番・江川太翔一塁手(3年)、池田大志捕手(3年)、大谷誓外野手(2年)の3連打で一気に2点奪い、逆転に成功した。

 帯広大谷は二回、1死から6番・右翼で先発出場した背番号1の泉映甫(3年)が中前打。2死二塁から8番・春木優弥捕手(3年)が左中間を抜ける同点二塁打。試合を振り出しに戻した。

 その後は両チームとも無得点が続いたが、六回に再び試合が動いた。帯広大谷は3番・井上翔瑛二塁手(2年)からの好打準。井上が死球で出塁すると、4番・工藤、5番・今井大翔一塁手(3年)の連続バントヒットで無死満塁とすると、1死後、7番・斎藤琉希中堅手(3年)が勝ち越しの2点左前打。さらに二回に同点打を放っている8番・春木が左中間を破る2点二塁打で一挙4得点。大きく引き離した。

 その裏、帯広北は二つの四球と池田の内野安打で2死満塁の好機を作ったが、吉田が三振に倒れ無得点。八回に6番・大谷のソロアーチで1点返したが、後続が続かず力尽きた。

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