ファイターズ
《岩本勉のガン流F論》進藤の技術も上げた北山の投球 思い出したツルちゃんと組んだ現役ラスト登板
■パ・リーグ7回戦 ソフトバンク1-2日本ハム(5月21日、エスコンフィールド北海道)
北山の意地を見たラスト九回のマウンド
大きな意義のあるサヨナラ勝利だった。決めたのは郡司。その劇的勝利を呼び込んだのは北山に他ならない。九回のマウンド。北山の意地を見た。2死から中村にヒットを打たれた後、打席に柳町を迎えて一層、ギアを上げた。なんとしても9回を投げきる! その表情、押し切る姿勢に先発ピッチャーとしての誇りを感じた。
チームを勝たせ、チームに勝ちを付けてもらった試合
適度な荒れ球で、一つ一つのボールはいずれも強かった。10奪三振という数字が物語る。二回、自らの守備のミスからピンチを広げ、先制点を献上したものの、投球自体は見事だった。失敗こそあれ、後悔のないピッチングだったはずだ。
北山がチームを勝たせ、またチームも北山に勝ちを付けた試合だった。