球団史上初の２軍継投ノーノー

　日本ハム２軍は、本拠地・鎌ケ谷にヤクルトを迎え、５－０と快勝した。６回無安打２四球と好投した先発の孫易磊投手（２０）の後は３投手が１回ずつ投げ、１本も安打を許さず４投手の継投でノーヒットノーランを達成した。日本ハムのイースタン・リーグ無安打無得点は、２００３年４月３０日の西武戦で達成した江尻慎太郎以来２２年ぶり。継投によるノーノーは、球団史上初めて。

　打線も９安打５得点で好投する投手陣を援護した。まず三回、無死三塁で１番・指名打者の今川優馬外野手（２８）が右翼へ犠飛を放って先制する。五回には３番・山口アタル外野手（２５）の中前適時打で２－０に。八回に７番・若林晃弘内野手（３１）が左翼へ２点適時打、星野ひので外野手（２０）の適時内野安打でダメを押した。

 ▼▼コメントと日本ハムの投打成績は以下▼▼

■２番手として七回を無安打で抑えた山本晃大投手（２６）
「僕知らなかったっす（笑）。（孫）易磊がノーヒットというのを知らなくて、その後最終回にやっと知った。やまーんがマウンドに上がって、ベンチで今川さんがちらっと言って、それで初めて知ったっす（笑）。（今までノーノーに関わったことは）ないかもしれないです。高校の練習試合とかで１回あったぐらいですね。こんなこともあるんですね。自分も良いピッチングできたので、良かったです」

■３番手で八回に登板したアニュラス・ザバラ投手（２８）
「ノーヒットだったというのは知らなくて、自分も意識しないで入って。普通に、いつもの自分の目的である３アウトを早く取ることを意識して投げました。きょうは本当に良い仕事をしたと思います」