ファイターズ
奈良間大己 1カ月ぶりスタメンでビッグイニングにつながる一打「結果として出てよかった」

■パ・リーグ15回戦 西武1ー6日本ハム(8月5日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの奈良間大己内野手(25)が「9番・遊撃」として、7月3日ビジターソフトバンク戦以来となるスタメン出場。第1打席でバスターエンドランを成功させてチャンスを拡大させ、一挙5得点のビッグイニングに結びつけた。3打数2安打の成績を残して、チームの3連勝に貢献した。
7月3日ソフトバンク戦以来のスタメン
約1カ月ぶりに巡ってきた先発出場の機会。「きのう谷内さんから『ボスがあしたはスタメンで行く』というLINEが来て。前日に言ってくれたので、結構良い準備ができました」との言葉どおり、いきなり第1打席から指揮官の期待に応えた。
三回無死一塁の場面で、ベンチからの指示はバスターエンドラン。初球から試みたが、結果はファウル。「初球は決めきれなくて。ランナーがイソさん(五十幡)だったので、とりあえず当てようと思ってやりました」と、2球目をたたくと、高いバウンドとなった打球は、内野手の頭を越えてライト前へと転がり、五十幡は一気に三塁を陥れた。「あれで一、三塁をつくれて、ゲームの流れが来たので良かったですね」。先月16日以来となるヒットでチャンスを拡大させると、水谷、郡司のタイムリーと、万波の2ランスクイズが生まれ、この回に一挙5得点。試合の流れを日本ハムに大きく引き寄せるきっかけをつくり出した。