ファイターズ
2023/03/18 23:10

エース上沢 5回5安打4失点も信頼揺るがず 開幕カードでの先発濃厚

四回の投球を終え、伏見(右)とベンチに戻る上沢(撮影・松本奈央)

■オープン戦 日本ハム4ー5巨人(3月18日、東京ドーム)

登板後は反省しきり 「内容的にも満足できるところはなかった」

 日本ハムの上沢直之投手(29)が18日、巨人とのオープン戦に先発し5回4失点で降板した。一回に2ランを浴びると、続く二回も3本の安打を集められ2失点。87球を投げ終え「自分の今の良い球を探しているうちに点を取られてしまった。内容的にも満足できるところはなかった」と反省のコメントを残した。

 許した5本の安打は全てが変化球。その要因を「真っすぐが良くなかった。初回は悪くなかったけど、ちょっと(感覚が)ずれてから直せなかった。真っすぐでファウルが取れない分、変化球を拾われてしまった」と自己分析した。この試合では直球でカウントを稼げず、変化球を痛打された。裏を返せば、本来の速球の質を取り戻すことでパフォーマンスは向上すると踏んでいる。

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