ファイターズ
2023/03/05 22:55

吉田輝星 開幕ローテ入りへ正念場 教育リーグで3回4安打3失点

五回から2番手で登板した吉田(右から3人目)は制球に苦しみ、3回4安打3失点(撮影・近藤裕介)

■春季教育リーグ ロッテ6-4日本ハム(3月5日、千葉・鎌ケ谷スタジアム)

立ち上がりに制球乱れてリズムに乗れず 次回登板予定は11日 甲子園での阪神戦

 開幕ローテ入りへ正念場―。日本ハムの吉田輝星投手(22)が5日、千葉・鎌ケ谷で行われた2軍教育リーグのロッテ戦に五回から2番手で登板し、3回4安打3失点と苦しんだ。次回登板予定となるオープン戦の11日阪神戦(甲子園)を前に、課題が残るマウンドとなり「鎌ケ谷でも、1軍のオープン戦でも同じ。アピールしないといけないので、しっかり抑えないといけなかった」と悔しがった。

 立ち上がりに制球を乱し、リズムに乗れなかった。先発・上原の後を受けて五回から登場すると、この回2安打2四死球で2失点。六回は無死二塁とされ、西川の左前適時打であっさり追加点を献上した。「途中まで真っすぐがあんまり(ストライクゾーンに)入らなかったので、それで低めのフォークも振ってくれなかった」と反省が口をついた。

「3イニング目くらいに真っすぐが決まりだして、しっかり立て直せたのはよかった」

 続く谷川には1球もストライクが入らずに四球を出し、木田2軍監督がマウンドへ。右腕は「時間をつくってもらって、ちょっと力みが取れた」とそこから調子を取り戻し、後続を封じた。七回は2三振を奪い「やっと3イニング目くらいに真っすぐが決まりだして、しっかり立て直せたのはよかった」と前を向いた。

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