ファイターズ
2022/12/30 05:00

【年末特別企画】ドラフト1位・矢沢宏太インタビュー 将来は解説者!?「成り上がり計画」大公開

投げて打って成り上がるぞ!いよいよプロ野球界に挑む矢沢。新たな二刀流挑戦が始まる(撮影・桜田史宏)

思い描く未来予想図を単独インタビューで披露

 YAZAWAの「成り上がり計画」発表! 日本ハムのドラフト1位・矢沢宏太投手(22)=日体大=が、道新スポーツのインタビュー取材で今後の人生プランを明かした。1、5、10、15、20、30年後の理想の姿を思い浮かべながら、壮大に夢を描いた。いばらの道であることは百も承知。同姓のロック歌手・矢沢永吉(73)のように、困難を乗り越えてビッグスターに成り上がってみせる。

まずは開幕スタメン そして新人王

 いよいよ、YAZAWA伝説がスタートする。高校3年でプロ志望届を提出した際には一度、夢破れたが、逆境をバネに大学で飛躍。ドラ1入団を勝ち取った。迎えるプロ1年目。投打二刀流に挑む22歳には、手に入れたいタイトルがある。

 「まず開幕スタメンで出ることが一番近い目標です。そして、1年間しっかり試合に出続けられるレベルであれば、新人王も見えてくる。具体的な数字の目標は、僕の場合は起用方法によって変わると思うので立てられないですけど、新人王を狙っていきたい

 スターは、誰もやったことがないことをやる。矢沢が狙うのは、来季から導入される「大谷ルール」(先発投手兼DHとして出場した選手が、降板後もDHとして打席に立つことができるルール)の第1号適用者だ。

 「日本ではまだいない。1番最初を狙っていきたい。僕にとってはすごく大きなこと。やっぱりそういう選手(二刀流選手)がいるからこそ、そういうルールが適用される。いろんな方が、そういう新しいルールでやる野球を見たいと思うので、僕が新しいチャレンジをしていけたらなと思います

結婚願望ありも 「活躍しないと難しい。野球をしっかり頑張る」

 入団から5年後に視線を飛ばす。プロの世界にも慣れ、脂が乗り始める頃だ。二刀流としての起用法も確立されているかもしれない。どんな姿をイメージするのか―。

 「プロの世界は最初の3年が勝負。そこでしっかりと結果を出して、5年目となればもうチームの中心、そういう存在になっていければいい。毎年良い成績を出し続けたい。足が自分の持ち味なので、盗塁王であったり、そこでも貢献できるようにやっていきたい

 年齢は27歳になる。プライベートでは、結婚も視野に入ってくる年頃だ。矢沢流の人生プランでは早期の〝ゴールイン〟を望みつつも、野球第一の姿勢を強調した。

 「結婚願望はあります。自分一人でやるのも、家庭を持って誰かのために頑張るのもどっちも大事。最初は寮に入って、基礎的なものをしっかりつくって、その先はなるべく早く結婚できたらいいですね。ただそうなるには、野球選手としてしっかりと結果を残して、家族を養えるくらい活躍しないと難しい。野球をしっかり頑張っていきたい

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