ファイターズ
2022/11/14 22:45

五十幡オリ先発3本柱の癖盗む「自分のペースに持っていく」モニターに映像投影し盗塁練習

走塁練習に余念がない五十幡はオリックスの投手陣が映し出されたモニターを見ながらスタートを切る(撮影・桜田史宏)

〝足攻〟でプレッシャー「まずは塁に出る」

 〝足攻〟で打倒オリックスだ! 足の速さに絶対的な自信を持つ日本ハムの五十幡亮汰外野手(23)が14日、沖縄・国頭の秋季キャンプで、オリックスの先発3本柱を想定した盗塁練習を行った。

 一塁ベース付近にモニターを設置。山本、山岡、宮城の投球映像を見ながら、タイミングを計ってスタートを切る。「山本も山岡もクイックが速い。速い中でも癖を見抜いたりして、自分のペースに持っていくことが大事」とイメージを膨らませながら、何度も二盗を繰り返した。

 今キャンプでは初となる練習法に「実戦に近い状態でできるので気持ちの入りも違いますし、多く経験できるという意味でも、(映像で)ピッチャーがいた方が良い」と好感触だ。

 今季の日本一チームは当然、来季も目の前に立ちはだかるライバル。強力な投手陣を足で攻め立てられれば、試合を有利に進められる。「まずは塁に出ること。塁に出たら、どんどん足でプレッシャーをかけていきたい」。来季は北の韋駄天(いだてん)が自慢の走力を駆使し、王者を頂上から引きずり下ろす。

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