コンサドーレ
GK中野小次郎が最終戦でリベンジに燃える 守護神・菅野が負傷で出場チャンス

■2日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
5日、ホーム清水戦
北海道コンサドーレ札幌は次節ホーム清水戦(5日)に向けてミニゲームなどを行った。前節アウェー広島戦で負傷退場した守護神、GK菅野孝憲(38)の出場は微妙な状況。悔しいシーズンを過ごしてきたGK中野小次郎(23)は、今季最終戦の出場に意欲を見せた。
プロ2年目先発いまだ勝利なし「自分が出た試合で負けたからこの順位にいる」
今度こそ自らの手で勝利をつかむ―。プロ入り2年目の中野は今季、GK菅野、大谷が相次いで離脱した際に出場機会が巡ってきたものの5試合で1勝4敗。途中出場したアウェー磐田戦(5月22日)こそ2―1での白星だったが、なかなか勝利に貢献できなかった。
先発したリーグ戦は昨季も含め全て勝利なし。さらに今季は退場者が出て大量失点につながった試合もあった。「チャンスをもらった中で、自分のパフォーマンスを見せられなかったことに責任を感じている。自分が出た試合で負けたからチームがこの順位にいる」と自らを責め、リベンジの機会をうかがっていた。
今年中にその悔しさを晴らすチャンスは残り1試合。守護神が不在となれば十分に可能性はある。「残留は決まったけど、最終戦はホームゲームなので勝って締めくくりたい」。まずは4日までの練習でしっかりとアピールし、最後に笑ってみせる。