夏季スポーツ
2022/09/23 00:05

名門復活まであと1 北見北斗が逆転勝利で13年ぶり花園に王手 全道高校ラグビー南・北選手権

4年ぶりの決勝進出を果たした北見北斗フィフティーン

▽全道高校ラグビー南・北選手権 第2日 北大会準決勝 北見北斗17-8遠軽 (22日、旭川市東光スポーツ公園球技場)

 北大会は北見北斗が遠軽を17―8で下し、4年ぶりに決勝進出。13年ぶりの花園出場を懸け、旭龍谷と対戦する。

創立100周年の節目に聖地へ

 遠軽との同地区対決を制した北見北斗。0―8で迎えた後半14分、ゴールライン手前の密集ラックから抜け出したFW小久保知樹(3年)がトライ。その後、同21分、26分にも立て続けにトライし、逆転勝利を収めた。

 ハーフタイムに小野泰章監督(50)から「ラスト10分、相手の足が止まるか、君たちの足が止まるか、どっちかだ」とはっぱをかけられた。日頃から40分間のタックル練習や坂道ダッシュ100メートル×5本を日課にし、下半身をいじめてきた成果をここ一番で発揮した。

 荒田悠佑主将(3年)は同校創立100周年の節目に「OBの人たちのためにも決勝で勝って花園に行きたい」。5連覇を狙う旭龍谷にも走り勝ち、「強い北見北斗」を復活させるつもりだ。

あわせて読みたい