ファイターズ
2022/09/06 23:55

《BIGBOSS VOICE》クラシックユニホーム「2004年の景色、思い出が浮かんできた」

■日本ハム6ー2オリックス(6日、札幌ドーム)

 ―(試合後自ら、クラシックユニホームについて)
 「このユニホーム、めちゃくちゃ着心地よかったですね。ちょっと小さかったけど。僕がファイターズに来た2004年の景色、思い出が浮かんできた感じはしましたね」

 ―球場内の音なども当時を再現
 「あ、そうなんだ。それは気付かなかったけど。みんな似合ってましたね。僕はヒルマン監督に、ある場所に呼ばれて『君と一緒にプレーをしたい』というふうに声を掛けてもらって。ユニホームを見せてもらったんですよ。あ、格好いいなって。『1番ください。だったら行きます』と。冗談っぽくも本気っぽく話したのは思い出しますよね」

 ―クラシックユニホームを着て好ゲームに
 「清宮君も満塁でもう何点か欲しいなというときに打ってくれた。今川君も最近、バットを短く持ってホームラン打ったんですよ。だから短く持っても距離変わらないなと。確率が上がるというふうに思ってもらったら。これからも短く持ってほしいなという選手には言っていく。まあまあ、結果が出てない選手は何か変えないと。少しでもヒントが出せればいいかなと思いますね」

 ―清宮は短く持つ打ち方を新ビッグボス打法と
 「あ、そう。すぐできるのは、まあまあすごいなあと思う。また次の日からめちゃくちゃ長く持ってたらびっくりするけど。それで打ったら大したもんやけど。よくいるんすよ。短く持って打てたから安心して、さらに良くしようと。短く持ったのが正解とかではなく、打ちだしたら感覚がつかめるので、いつも通りの(グリップに)小指にかける打ち方を取り戻してくれたらいいかなっていうアドバイスです」

 ―松本剛がスタメン復帰で2安打
 「よう打ちよるね。ポイントがいいんでしょうねえ。で、とにかくタイミングを早く取って最短で。ポイントが前で手が伸びたところで当たっているからヘッドが走るんですよ。見た目ではそんなにいい振りじゃないようなイメージですけど、あれだけ飛んでいくという」

 ―先発の上沢は久々の勝利
 「欲を言うなら、もう少しテンポが良くてもいいかな。もっともっと楽に抑えられるピッチャーだとは思いますね。テンポ良かったらもっと打線もつながるかなとは思いましたね」

 ―(再び自らクラシックユニホームの話題に)
 「これね、ちょっと生地が伸びないんですよ。だから上沢君は投げづらかったんじゃないかな。今シーズン伸びる生地だったから。そっちの心配があった」

 ―だから監督のユニホームも小さく感じるのか
 「いや、俺のはちっちゃい。俺ね、最近、太ってみようかなと思って。めっちゃ食って寝て太って。最近だらだらしているから、1回太ってみてダイエットのつらさを経験したくて。本屋に行っても太りたい本ってないんですよね。痩せたい本しかなくて。俺は太りたいなと思って。1回ガン太りしてみようかなと。自分に甘えてるから」

 ―今季苦戦してきたオリックスの山岡を攻略
 「初回からいつもの山岡君と違うかなと。弟かな? 双子かな? という感じはしましたね。中嶋監督も『あれ、今日ちょっとおかしい』と思ったんじゃないかな。1シーズン投げていたらそういう時もある。でも、うち(日本ハム戦)はね、まじでキーポイントでしょ。パ・リーグ(優勝争い)の。楽に戦えば勝てるんですよ。シーズン中もこの気持ちでやってくれたら勝つんですよ。それがね、難しい。焦らないことで、一番結果が出せる。おもしろいですよね。タイガースの時からよく思っていた。夏場ぐらいで最下位が決まりだったから。でも(優勝の可能性がなくなってから)上位のチームに勝つんすよ。関係ないからね」

 ―清宮に助言を送った理由は
 「自分で考えさせるというのも、一つの方法。ずっと打ってきてなかったから、もういかんと思って。スタメンも外したくない選手だし。今までは言われても、7分後には元に戻ってきた選手だからどうなのかなと思っていたら短く持っていた。芯に当てることだけを考えたらいいと。俺もサヨナラの場面の時は芯に当てる。スローっぽく(見えて)芯に当てたら、気がついたらホームランっていうことが結構あったから。こういうのもね、指導者のテクニックというか、ポイントにさせられるアイデアの一つ。技術的なこと言っても、小さい頃からずっとやってきてるバッティングなんて急に変えられないですよ。球の速いピッチャーの時は短くとか、自分で工夫してくれたらね」

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