プロゴルフ
2022/08/18 23:35

「なんとかイーブンに」片岡は6打差51位スタート 男子ゴルフ・セガサミーカップ

スタートの10番でティーショットを打つ片岡

■男子ゴルフ・長嶋茂雄招待セガサミーカップ 第1日(18日、ザ・ノースカントリーGC、7178ヤード=パー72)

 3年ぶりの有観客で男子ツアー道内初戦が開幕した。江別出身の片岡尚之(24、フリー)は6バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの72で道勢トップ。首位と6打差の51位タイで発進した。また、15日のマンデートーナメント(主催者推薦選考会)を勝ち上がった、武藤和貴(41、Ks Island Golf Academy)と小西奨太(28、小樽CC)が片岡と同スコアで並んだ。

猛チャージで残り6ホールから4バーディー

 スタートダッシュには失敗したが、片岡が最終9番パー5でバーディーフィニッシュ。残り6ホールから4バーディーと猛チャージを見せた。「最後はなんとかイーブンに戻す気持ちだった」と、ツアー1勝の意地を見せて初日のラウンドを終えた。

 片岡らの組がスタートするあたりから雨がぽつぽつと降り始め、次第に強くなっていった。「午後スタートは雨も風もすごくて、難しいコンディションだった」。それでもなんとか立て直し、一時は首位と10打あった差を、6打まで縮めた。

 残り3日。巻き返しのチャンスはまだまだ残っている。1大会前の日本プロでは3打差の2位。「後半はショットも良くなってきて、すごくいい感触があったし、パターもよく入ってくれた。一つでも上を目指して自分の納得するゴルフをしたい」。ビッグスコアを叩き出し、優勝戦線へ再び名乗りを上げる。

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