ファイターズ
2022/07/31 23:15

清宮が2点三塁打含む2安打「何とか一本打ちたい思いあった」

六回、近藤の適時二塁打で生還し、笑顔でハイタッチする清宮

■日本ハム5-10楽天(31日、楽天生命パーク)

 痛い逆転負けの中にも希望はある。「2番・一塁」で先発した清宮幸太郎内野手(23)が、2点三塁打を含む2安打2打点の活躍で存在感を示した。

 1点を追う三回1死一、二塁の好機で打席に立つと、楽天先発・藤平が投じた初球のカーブを狙い打ち。捉えた打球は二塁手の頭上を越え、右中間を破った。三塁打で2点を奪い、一時逆転。塁上ではガッツポーズも見せ「(4打数無安打だった)きのう(30日)はチャンスで打てなかったので、何とか一本打ちたい思いがすごくありました。感触的にも、飛んだところも良かったので、よっしゃ!って感じですね」と声を弾ませた。

チームトップの85試合出場「無理しない、やり過ぎない」

 今季はここまでチームトップの85試合に出場。26、27日に行われた球宴でも両日プレーし、ハードな日程をこなしてきた。夏場に入り、疲れもたまる頃だが「無理しない、やり過ぎない」と自らに言い聞かせ、体調管理に細心の注意を払っている。

1日にプロアマ記念試合「4番・一塁」で出場

 1日には、Uー23NPB選抜の一員として、大学・社会人選抜との「プロアマ記念試合」に出場する。侍ジャパンの栗山監督が初めて指揮を執る一戦で、すでに「4番・一塁」での先発が決定済み。「まず、けがだけはないように。あとは、なめてかかったら、やられると思うので、しっかり自分のプレーができるようにしたい」と意気込んだ。球宴ではMVPを獲得するなど、次々と貴重な経験を重ねる23歳。全てを糧にし、スター選手への階段を駆け上がっていく。

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