ファイターズ
2022/06/15 23:00

6月月間打率.342!清宮がリーグ戦でもライナー打ちまくる!

金子野手総合兼打撃コーチのアドバイスに真剣な表情で耳を傾ける清宮(撮影・松本奈央)

 〝ライナー打法〟に手応え―。日本ハムの清宮幸太郎内野手(23)が15日、札幌ドームで行われた全体練習に参加した。6月の月間打率は.342と好調をキープ。17日からのリーグ再開後も、打ちまくる。

月追うごとに打率上昇「しっかり勝たせるバッティングできれば」

 若きスラッガーの覚醒は近い。清宮は開幕後、月を追うごとに数字を上げている。ここまで56試合に出場し、打率.255、7本塁打、17打点をマーク。特に、6月は打率.342と絶好調だ。

 偶然ではなく、しっかりとした手応えもつかんでいる。「去年とかも、いい打球速度でも、上がりすぎてアウトになることが結構あった。バッティング練習ではライナーを打ち続ける」。打撃練習で本塁打を狙わず、ライナー性の打球を常に意識しているという。

 打撃練習から本塁打を意識すると、ヘッドが下がり、バットも体から離れるなど、フォームも崩れ「ミスショットが増えていく」と分析する。「ライナーを打ち込む意識がいい動きを生んでいると思います」と納得の表情を見せた。

 二塁打16本はソフトバンクの今宮と並び、リーグ2位。清宮は「札幌ドーム広いっす。めちゃめちゃフェン直(フェンス直撃)打っているんで、ちょっと、どうにかしてって感じですけど」と苦笑いしながらも「打つ人はどうせ札幌ドームでも打つんで、そこは関係ないと自分に言い聞かせてやってます」と意気込んだ。

 中軸としての存在感を示し始めた。「しっかり(チームを)勝たせるバッティングをできれば最高ですね」。清宮のバットが、チームを浮上させる。

あわせて読みたい