ファイターズ
ビッグボスが報道陣シャットアウトし秘密の特訓!?「エンドランの練習とかいろいろ」
BIGBOSSのカーテンだ―。日本ハムは14日、札幌ドームで全体練習を実施し、一部を非公開で行った。新庄剛志監督(50)が目を光らせる中、ケース打撃でエンドランなどの作戦を確認。17日からのリーグ戦再開に向けて、得点力向上を目指す。
約2時間にわたりケース打撃 シーズン中では異例の非公開練習
シーズン中では異例の非公開練習となった。キャッチボール終了後、午後1時半からおよそ2時間にわたって報道陣をシャットアウト。実戦形式のケース打撃を行い、エンドランなどのサインプレーを確認したもようだ。
新庄監督は「エンドランの練習とかいろいろ。点を取るために、幅を広げたいという練習。高度な作戦だから、うまくはいかないと思うけど、やる価値はあるかな」と意図を説明。河野ら投手陣が投げ、カウントを想定した打撃練習を行った。
得点力アップへ模索中「エンドランの狙い『転がせ』だけじゃない」
2ランスクイズなどの奇策を繰り出してきた指揮官は、得点力アップに向けて次なる一手を模索中。「エンドランの狙いは『転がせ』だけじゃない。本格的なピッチャーが投げて、意外とライナー性のヒットを打っていた。そういうのからつかんでもらいたいという練習でもあった」とも話した。
交流戦は中日相手に3連勝締め。「楽しかったなあ~。あと一回くらい交流戦があればもっと面白いと思うけどなあ」としみじみ振り返りつつ「もう一回、気合入れ直し」と表情を引き締めた。
最下位から逆襲へ、どんな作戦が飛び出すのか。リーグ戦再開後も、ビッグボスから目が離せない。