ファイターズ
2022/02/17 14:37

球団の垣根越え…清宮に中日・立浪監督が直接指導!

清宮(中央)に直接指導する中日・立浪監督(左)

 清宮が「1番・左翼」で先発出場。自身初の対外試合で安打を放ち、アピールに成功した。スタメン発表で球場に清宮の名前がコールされると、敵地にひときわ大きな拍手が巻き起こった。

 試合前には中日・立浪監督から身ぶりを交えながら、アドバイスを受ける場面があった。加えて、先輩の近藤から国頭で受けてきた助言を、自分の打撃に落とし込もうと奮闘している。

 注目の第1打席、中日の先発左腕・小笠原の投球をうまく捉えたが、中堅の正面を突く飛球。五回の第3打席で、一塁を強襲する強烈な打球で安打を記録。相手失策も絡んで二進すると、次打者・速水の中前適時打でホームに生還した。
 「アピールする立場にいるので、1打席1打席無駄にせず、全打席ヒット打つつもりでやっていきます」と鼻息は荒い。

2ラン郡「めちゃめちゃ乗ってます」

 五回、右翼の守備から途中出場を果たすと、六回無死一塁で回ってきた初打席で、カウント1―0から左中間芝生席に追い上げの2ランを放り込んだ。「思い切って自分らしくいこう」とファーストストライクを見事に捉えた。調子もうなぎ上りで「めちゃめちゃ、今乗ってますね。止まらないです」と絶好調宣言が飛び出すほどだ。
(北谷)

育成3位・速水が実戦初安打&初打点

 「2番・DH」で先発すると、三回の第2打席で左前に実戦初安打をマーク。続く五回2死二塁の場面では中前への適時打を放ち、初打点も記録した。「きょう2本打てて、一安心。自分の気持ちは落ち着いた」と安堵した。妻子と毎日やりとりする連絡がパワーの源になっている。「(野球を)しっかりやって、家族を楽にさせてあげたい」と気を引き締めていた。
(北谷)

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