■カーリング　女子１次リーグ

　カーリング女子の１次リーグで、日本代表のロコ・ソラーレは中国に１０―２で快勝した。第２エンドにスチールで先制を許したが、直後に大量３得点。第４、５エンドも連続スチールで加点し、序盤で勝負を決めた。

　平昌大会で金メダルのスウェーデン、銀の韓国に連勝してきた中国。勢いに乗る難敵だったが、２エンドを残して相手がギブアップと寄せ付けなかった。

　前夜、石が研磨された。前回大会の１次リーグでは研磨後に１勝３敗と調子を崩した。その経験を踏まえ「きょうからもう一回、五輪が始まったんだ」とメンバー全員は気持ちを新たに中国戦に向かった。これまでとは違う石の曲がり方にも対応し、サードの吉田知那美（３０）は「４年前の私たちが勝ちをプレゼントしてくれたのかな」と笑った。

　中国戦の後には韓国と対戦し、５―１０。５連勝を逃した。それでも１次リーグ通算成績は４勝２敗。今後、スイスなど世界ランキング上位国との対戦も控える。２大会連続の準決勝進出へセカンドの鈴木夕湖（３０）は「相手どうこうより、アイスにしっかり向き合って、コミュニケーションを取ってつないでいきたい」と気を引き締めた。