コンサドーレ
《こぼれ球》甲子園に響いた赤黒ソング
北海道勢2校の全国での戦いを取材するため、4日から8日まで関西に出張。人生初の甲子園で、高校球児が躍動する姿や球音、そして各校の応援を間近で体感してきた。
応援団が奏でて歌う応援歌は、高校野球の定番曲やプロ野球からの流用曲、あるいは高校のオリジナル曲などが多かったが、中にはサッカー、というかコンサドーレのチャント(応援歌)も存在していた。
5日に登場した札幌日大高は「♪行け日大 勝利信じ 最後まで戦え」と、コンサドーレのチャント〝スティング〟を、スタンドが一体となって大声で合唱。地元のサッカークラブのチャントが浸透しているんだな、と感慨深い気持ちになった。
そして8日の白樺対東日大昌平(福島)の試合でも「♪熱いプレーで 俺たちを揺らせ もう焦らさないで 我慢できない」という、サポーターにはおなじみの曲が聞こえてきた。
それも東日大昌平のスタンドから。
聞いた瞬間は「なんで!?」と思わず笑ってしまったが、後で調べてみると、この曲を使用している高校や大学の野球部は結構あるとのこと。高校サッカーの試合では何度も耳にする機会があったが、野球界にも浸透していることに少しビックリし、改めてこの曲には選手たちに響くパワーがあるんだな、と感じさせられた。
甲子園で、しかも対戦相手の高校の応援でこの曲に巡り会うとは。チャントができた当時から歌っていた1人としては、まさかの出合いに新鮮な驚きを感じた。