コンサドーレ
2026/07/26 12:00 NEW

《こぼれ球》ピッチからフェアウェーへ飛び出して

 

 6月23日、札幌とBリーグのレバンガ北海道から1枚の写真がSNSに投稿された。札幌市内のプロトーナメントも開催された名門コースで、札幌とレバンガの選手、スタッフ、スポンサー関係者らによる合同コンペが行われ、札幌からは小野伸二O.N.O(46)、MF荒野拓馬(33)、MF長谷川竜也(32)、MF青木亮太(30)、FW大森真吾(25)らが参戦。レバンガからは、日本代表SG富永啓生(25)、PG市場脩斗(23)、SG/SF関野剛平(31)らが参加。秋春制移行でシーズンオフが重なることで実現した札幌を拠点とするプロクラブの一大コラボだった。

【コンサドーレ 関連ニュース一覧】

 その写真で満面の笑みを浮かべていたのが、長谷川だ。7月に練習が再開されたある日の練習後、ピッチ外周でゴルフスイングの動きをしていたのに気づき『これははまっているな』とゴルフ経験者の記者が、後日、直接話を聞いてみたところ、「始めたばかりで、まだ4カ月目に入ったところくらい。下手ですけど楽しい」。全体練習がある日の夕方や夜にも、市内の練習場で日々、腕を磨いているという。

 札幌にはゴルフ愛好家も多いが、長谷川が競技を始めた理由は意外だった。「嫁のお父さんが元々すごいゴルフを熱心にやっていて、奥さんの実家に帰った時にお父さんと共通の趣味を持っている方が親孝行できるかなと思っていた。(順天堂大の)大学院に行ったりして忙しくて時間が取れなかったので、ちょうど卒業したタイミングで始めようかなと思って」。家族を大切にする長谷川らしい、なんとも微笑ましい理由だった。

 サッカーもゴルフも同じ天然芝の上で相手と競い合うスポーツ。ゴルフは再現性のスポーツ、メンタルスポーツとよく言われるが、長谷川のはまった理由もそこにあった。「練習した通りに動かない。飛ばしたいとか、感情をなくすということがどれだけ難しいのかをサッカーでも感じているので、ゴルフみたいに練習したフォームで打てない難しさ、しかも1回しか打てないってなった時の集中力。何で練習した通りに打てる時と打てない時があるんだろうというところを考えるのが面白い。逆にそれで当たった時とかは、あの緑の下でボールがスコーンと飛んだ時の気持ち良さは、たまらない」。記者にも経験があるが、乾いたスポンジが水を吸収するように成長を遂げる、いまが一番楽しい時期なのだろう。

 その日のゴルフコンペでは、レバンガの選手と同伴する機会はなかったそうで、気になるスコアは「124打くらいだったかな? いろいろ行きすぎて覚えてない…。先月(6月)はめちゃくちゃ行った。正直、ゴルフをやるんだったら誰と回っても楽しい」。取材終わりには、今度一度ラウンドしましょうということで締めくくった。もし実現したら、この場を借りてまた報告させてほしい。

7月上旬の練習後にゴルフのスイングをチェックするMF長谷川(左)

 

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい