長谷川竜也が1カ月ぶり完全合流 ベテランアタッカーが語る原動力「いつも家を出るときに…」
全体練習に完全合流したMF長谷川=撮影・工藤友揮
■3月18日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は2日間のオフを挟み、トレーニングを再開した。この日から右ハムストリングを肉離れしていたDF岡田大和(24)、体調不良だったDF内田瑞己(26)が全体練習に合流。14日の磐田戦で右足のくるぶしを痛め途中交代していたMF木戸柊摩(23)も、元気にフルメニューをこなした。また札幌U-18所属の徳差優利(とくさし・ゆうり、17)が、トップチーム練習に参加。4月3日まで帯同する予定だ。
得点力不足解消へ頼れるベテラン
そして戦列を離れていたMF長谷川竜也(32)も全体練習に合流した。得点力不足に悩むチームに、頼れるベテランが活力を注入する。

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前節磐田戦で待望の今季初勝ち点3を手にした札幌に、勢いを加速させるアタッカーが帰ってきた。先月15日の日本大学との練習試合で左ハムストリングの肉離れを発症し、別メニュー調整を続けていた長谷川が、この日から全体練習の輪の中に加わった。「リハビリもいい感じでやれたので、あとは中に入って、コンディションを上げていくという感じです」と、現状を説明。「もちろん行けるんだったら、次の試合から狙いたい。今週の練習で自分がどのくらいアピールできるかだと思うので、頑張って入れるように努力したいなと思っています」と、その目は次節ホーム甲府戦(21日、プレド)での今季初出場を見据えている。
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外から見ていて実感したことは…
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ここまでの札幌の総得点は、EAST-Bグループ内ワースト3位の5。そのうち流れの中での得点はわずか2と、攻撃連係がうまく行っていない。そんな現状ではあるが「外から見ていると、良くなっている部分がすごくたくさんあるなと。練習を重ねるごとに、良くなっていると思います」と客観的に見た上で、着実にチームが前進していると実感する。「僕は1カ月ぐらい離れていたので、ピッチの中で確認しながらやりたいと思います」。上昇カーブを描こうとしているチームの流れに乗り遅れないよう、攻撃陣との融合を急ぐ。
得点機会を増やすために自分自身もゴールを狙う
長谷川の持ち味といえば、チームのためには労をいとわない献身性、短い時間でも確実に結果を出す高い攻撃センスだ。「チャンスの数を増やしたり、相手陣内で攻撃する時間を増やす役割だったり、そういったところを出していきたい。自分もゴール前にどんどん入っていって、得点機会を増やすために自分自身もゴールを狙いに行く。自分たちが相手陣内で(ボールを)持っている時間を増やすという意味で、自分自身がその役割を担えたら」。プロ11年目のシーズンを迎えているベテランは、己に課されたミッションを十分に自覚している。

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相手チームに脅威を与えるアタッカーも、家に帰れば6歳と3歳の愛娘を持つ2児のパパ。約2カ月という長いキャンプを終えて、ようやく家族水入らずの生活が戻って来た。「頑張る原動力になるし、幸せをもらっています。いつも家を出るときに『パパ、サッカー頑張ってね』と見送りしてくれます。そういうのがうれしいですね」。チームに勝利を、そして家族に幸せを届けるためにも、長谷川がここから巻き返しを図る。