コンサドーレ
2025/07/09 17:25 NEW

長谷川竜也 行動と背中で示すプロ意識「毎試合、僕が出る意味を自分自身に問いかけている」

8日から全体練習に合流したMF長谷川=撮影・宮西雄太郎

■7月9日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌は9日、札幌市内で第23節・磐田戦(12日、ヤマハ)へ向けて全体練習を行った。右足首の負傷で前節を欠場したMF長谷川竜也(31)は、前日8日から全体練習に復帰。この日も紅白戦で躍動感あふれるプレーを披露するなど、故郷・静岡で行われる一戦を前にコンディションを上げている。

熊本戦で右足首を再び痛めて

 痛みを押して、ピッチに立ち続ける。ストイックな背番号16の背中が、チームにもたらす影響は計り知れない。長谷川は6月5日の練習中に右足首を負傷し、同16日に全体練習に合流。患部の状態と向き合いながら臨んだシーズン後半戦は、藤枝戦と熊本戦に先発し連勝スタートに大きく貢献した。

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 「前に痛めて休んでいた箇所を(熊本戦で)もう1回やった感じです。ずっと痛みがある状態でやっていたけど、各々がいろいろ抱えながらやっている。やれる痛みと厳しい痛みがあって、やれる痛みにするための作業をトレーナー含めたみんなに協力してもらっている。痛みがない状態まで休んでから復帰することは、ほとんどないです」

 プロフェッショナルとしてのあり方を、チームに示す。確かな技術と洗練された思考力が凝縮されたプレーは、若手選手にとっての教科書だ。約2カ月ぶりの先発機会を得た藤枝戦では、最前線から強烈なプレスを仕掛けて相手のミスを誘発。青木の超ロングシュートによる先制弾を呼び込んだ。

藤枝戦はケガ明けで不安があったけど

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