高校野球
2026/07/21 18:00 NEW

札幌日大高が2年ぶりV 森本琢朗監督「何の魅力も感じない打線」からの頂点【南北海道大会】

甲子園出場を決め、選手たちに胴上げされる札幌日大高の森本監督=撮影・井上浩明

■全国高校野球選手権南北海道大会(7月21日、エスコンフィールド北海道)
▽決勝 札幌日大高5-3駒大苫小牧

打撃改革が奏功し2度目の甲子園へ

 3年連続決勝に進出した札幌日大高が、三回の6連打で奪った4点をエース石川瑛二朗投手(3年)と2年生左腕・前田泰佑投手が最後まで守り切り、2年ぶり2度目の夏の甲子園出場を決めた。森本琢朗監督(45)が昨夏、決勝での敗戦後から試行錯誤をしてきた打線改革がようやく実を結んだ。

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森本監督「全員で泥臭く戦った」

 ルーフオープンにより厳しい日差しが照りつけるグラウンドで、投打ががっちりとかみ合った札幌日大高がエスコンで2度目の頂点に立った。森本監督は「非常に苦しいゲームでしたけども、69名全員で本当に泥臭く戦って手に入れた結果。これだけ多くのお客さんが応援してくださって、その中で喜ぶ姿を見て、本当に嬉しい気持ち。この景色をもう一度見たくて選手たちと一緒に1年間、本当に踏ん張ってきましたので、最高の気分です」。2年前は相手チームに気を遣って胴上げは辞退したが、今年は全てが終わって静まりかえったグラウンドで選手の手で6度、宙を舞った。

試合後のインタビューに応じる札幌日大高・森本監督(左)=撮影・桜田史宏

 

気持ちの繋がりが打線の繋がり

 三回、1番・星野穣一郎外野手(3年)から始まった6連打4得点に、この1年間の成果が集約された。指揮官は「うまくあそこを繋いでくれた。普段から気持ちの繋がりは打線の繋がりだと言い続けて、メンバー以外の子たちも最後になってすごくチームのことを考えてみんなで役割を果たしてくれた。そうなると、こういう見えない力が働くのだと感じながら見ていました」と誇らしげだった。

本来の力を出せなかった昨年の夏

 2年連続甲子園を狙った昨夏の決勝は、北海の好投手・浅水の前にわずか3安打完封負け。「(昨年の)夏なんか全然、手応えがなくて。もっといけると思ったんですけど、芯をずらされたり投手のボールが強かったりした時に、本来持っている力の打球速度が出なかった。体と仕上がりは最高の状態だったのに思うような感じで打てなかった。新チームでは徹底して低い打球を打たせたんですけど余計おかしくなっちゃって、何の魅力も感じない打線になっちゃった。これじゃダメだ」と大胆な改革に打って出た。

2025年の南大会決勝で北海に敗れた札幌日大高ナイン

 

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低反発バットに対応していくために やらなくなった従来の練習法

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