高校野球
3年連続決勝に進出した白樺 プロ注目左腕の攻略は〝名脇役〟たちの仕事 先制内野安打の細口生翔が受け継いだ先輩の教えとは【北北海道大会】
■全国高校野球選手権北北海道大会(7月18日、エスコンフィールド北海道)
▽準決勝 帯広三条3-4白樺
セーフティースクイズで3得点
白樺が帯広三条に4-3で勝利し、3年連続となる北北海道大会決勝進出を決めた。勝負を分けたのは〝名脇役〟たちの一手だった。二回に細口生翔内野手(2年)のセーフティースクイズが内野安打となり先制点。六回にも下位打線が2者連続でセーフティースクイズを成功させ、2点を追加した。九回に1点差まで迫られながらも最後までリードを守り抜いて勝利。相手の隙を突く小技で大一番を制した。
チームのスローガン通り
二回無死一、三塁の場面、細口のセーフティースクイズで、三走の村端を生還させた。「前回から試合前にデータが出ていたので、ピッチャーの特長などを踏まえて、先制点に絡めていければと思っていました。それが勢いになって、ここまでやってこられました。自分は『脇役』という役割だと思っています。まずは守備からというチームなので、先制点を与えないこと、そして自分たちの特長を生かして先制点を取って勢いをつけるというチームのスローガン通りに、先制点を取ることができました」。
名脇役たちがいやらしい攻撃を徹底
自らを〝脇役〟と表現する2年生だが、その役割は勝敗を左右するほど重要だ。「下位打線はバントなどで、いやらしい攻撃をしていこうというチームの徹底事項がありました。それを自分たちがしっかりできたことで、得点に絡めることができました。自分たち脇役はセーフティーバントなどで相手の隙を狙いに行くのが役割なので、練習で何度も繰り返してきました」。派手な長打ではなく、相手が最も嫌がる一手で流れを引き寄せる。まさにチームを陰で支える〝名脇役〟だった。
