高校野球
中標津の切り札・小沼勇翔がスクイズ敢行&適時二塁打で16強進出の立役者に「何か違う自分だった」【北北海道大会】
■全国高校野球選手権北北海道大会(7月8日、帯広の森野球場)
▽3回戦 中標津8-3帯広工業
八回のチャンスに代打で登場
中標津が終盤の攻勢で帯広工業を突き放し16強進出を決めた。中標津は同点で迎えた八回1死一、三塁のチャンスを迎えると、代打の小沼勇翔内野手(3年)がスクイズを敢行し、勝ち越し点を呼び込んだ(記録は投手の犠打失策)。小沼は続く九回にも右翼線を破る適時二塁打を放ち、チーム7点目をゲット。3年間欠かさなかった地道な努力が、最後の夏に花を咲かせた。
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自信を持って送り出したけど…
両チームが一進一退の攻防を繰り広げる中で迎えた勝ち越しの好機。2-2の八回1死一、三塁、中標津の道下博基監督(35)は背番号15の小沼を打席に送った。「普段はバントがすごく上手な子なので、自信を持って送り出しました」。小沼へのサインはセーフティースクイズ。しかし、3球目までに決めることができず、「緊張もあってか、ちょっと顔つきが怪しかったので、すぐ(サインを)スクイズに切り替えました」。
4球目で三塁走者にスタートを切らせると、小沼も懸命にボールに食らいついてフェアゾーンに転がした。相手の守備のもつれもあったが、勝ち越しのランナーがホームを陥れたのを見て、小沼は一塁で大きくガッツポーズ。試合後は「やってやったぞ、という感じです。すごくうれしかった」と笑顔で振り返った。
