ファイターズ
《ハム番24時》どさんこ常谷が心配する鎌ケ谷の夏 6月22日
生粋の道産子にとって、鎌ケ谷の夏はまだ未知の世界だ。常谷が静かに警戒している。本州の夏はほぼ未経験に近く、「これまで神宮(全日本大学野球)と、大学時代の関東遠征とかぐらいですね。本州は暑いですね」と苦笑いを浮かべた。
ひと足先にプロの夏を経験している同じ北海道出身の渋谷からも鎌ケ谷の暑さについて話を聞いているという。「先輩たちからもいろいろ聞いて、やっていこうと思います」と表情を引き締めた。
ただ、食欲は落ちないタイプらしい。「食べられなくなるとかはないです」。一方で、「体がバテないかは心配」と本音ものぞかせる。暑さへの対策を尋ねると、「ロッカー(ルーム)にクーラーが効いてることですね。それ以外は特にないですね」と、まだ本格的なことはできていないようだ。
グラウンドに出れば北海道の爽やかな夏とは、まるで別世界が待っている。逃げ場のない守備中、照り返しを浴び続ける数時間。「守っている時が一番暑いです」。それでも常谷は前を向く。「チャンスを失わないためにも、今から慣れていきたいです」。プロの世界では、相手投手だけが敵ではない。しゃく熱の太陽もまた、乗り越えなければいけない1軍への壁なのかもしれない。