大学・社会人野球
JR北海道クラブが2年連続東京Dへ 元ロッテ右腕・田中楓基が涙した理由【都市対抗北海道地区予選】
■都市対抗野球道地区2次予選最終日(6月4日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
▽代表決定戦2戦目 日本製鉄室蘭シャークス2-4JR北海道クラブ
クラブ化10年目
今年でクラブ化10年目を迎えたJR北海道クラブは、日本製鉄室蘭シャークスとの2度目の代表決定戦を4-2で制し、2年連続、クラブ化後では5度目の本大会の切符を手に入れた。2次予選で2連勝し、勝てば本大会出場が決まる代表決定戦で、昨季まで千葉ロッテでプレーしたルーキー右腕の田中楓基投手(22、旭川実業)が2回1/3を投げて6失点するなど、3-11の七回コールド負け。逆王手をかけられて迎えた同2戦目で出番はなかったが、8月26日に東京ドームで開幕する本大会で巻き返しを図る。
ゲームセット後の整列後、ベンチに引き揚げるJR北海道クラブのナインを横目に、田中だけ一瞬、バックネット裏を見上げ、うっすらと浮かんだ涙を両手で拭った。「2次予選1戦目も最後、つないでもらっていたので、なんとか決めたいと思ってやって、コールドで流れを持ってこれなかった。正直怖かった。自分のせいで終わらせてしまうのが怖くて。でも上の人たちがつないで勝ってくれて、社会人野球はいいなと思いました」。恐怖と安堵が入り交じったうれし涙だった。
シードで迎えた1次予選の5月18日の3回戦。ウイン北広島に3-4で敗戦。ここから険しい道のりが始まった。敗者復活を勝ち上がり、24日の第1試合・航空自衛隊千歳戦で田中が先発で2大大会デビューを果たすと、八回までは散発2安打、無失点投球。九回に3失点して救援に後を託したが、続く2次進出決定戦では7-1とコールドペースの七回に救援で連投。三者凡退で締めた。
▼▼ここから有料記事▼▼
