ファイターズ
《岩本勉のガン流F論》試合を左右する投手の打撃 交流戦のパ投手第1号は…
■セ・パ交流戦2回戦 日本ハム5-2阪神(5月27日、甲子園) 試合詳細はコチラ
まさに名演技。郡司に助演男優賞を贈りたい。0-1の五回2死二塁で8番の進藤が打席に入った。と、ここでネクストバッターズサークルに郡司の姿。打つ気満々で素振りを繰り返す。郡司がチャンスに強いのは周知の事実。阪神バッテリー、ベンチも思ったはずだ。「ここで切っておかなきゃ」。その力みが投球に影響した可能性は高い。進藤を四球で歩かせた。
新庄監督の名采配
ところが、先発の加藤貴に代わって、郡司が席に向かうことはなかった。結果、加藤貴がそのまま打席に入って中前に同点打。その後、水野の勝ち越し打と相手失策で計3点を奪って試合をひっくり返した。
まさに相手ピッチャーの心理を読んだ新庄監督の名采配。そうだったに違いない。郡司もベンチの作戦を理解した上でカモフラージュ。相手バッテリーに神経を使わせた。もしかしたら、当初は郡司を打席に送るつもりだったのかもしれない。いずれにしても、この一連の駆け引きは見応え十分だった。