創設30周年記念エンブレムと来季ユニホームを発表
相澤取締役CCOがデザインを担当
北海道コンサドーレ札幌は23日、クラブ創設30周年を記念した「30周年記念エンブレム」および、今年8月に開幕する2026-27シーズンで着用する「30周年記念ユニホーム」を発表した。同日の磐田戦終了後に行われたサポーターズミーティングで、デザインを担当した相澤陽介取締役CCO(チーフクリエイティブオフィサー、48)がコンセプトなどを紹介した。今回はフィールドプレーヤーの1stユニホームのみ公開され、同2ndおよびGKの1st、2ndユニホームは後日発表される。それぞれコンセプトを説明した相澤取締役CCOのコメントは以下の通り。

■エンブレムについて
30周年を記念するエンブレムには、現在の道旗にも使われており、北海道を象徴する「星」を大きく掲げました。この星には、苦しい時期を過ごしたクラブだからこそ「正しい方向へ導く存在であってほしい」という願いも込めています。
一方で、30年愛された既存エンブレムの伝統も尊重しています。既存エンブレムを一度分解し、その要素を再解釈しながら新しい価値として再構築していきました。特に「配色」という要素には、クラブの魂である〝赤黒縦縞(中央に赤があること)〟という思想を入れ込んで再構築し、元々エンブレムに存在していた〝星〟を、より明確な意味を持つモチーフとして際立たせています。コンサドーレらしさを失わないよう「クレストの形」は絶対に変えずに残しつつ、星を重ね合わせることで新しいデザインを構築、そこへ赤黒ストライプを取り入れました。そして、シマフクロウは「目」のみを抽出し、ユニホームの喉元(エンブレムの上)に配置することで、〝見守る存在〟として表現しています。
一見、新しく見えますが、実際には元々のエンブレムの要素をしっかり継承しています。

■ユニホームについて
デザインの出発点は「もし自分がクラブ創設当時にデザインしていたら?」という想像です。クラシカルな襟付きスタイルや光沢感など、90年代特有の魅力をリスペクトしつつ、現代的な解釈で再構築しました。今回はエンブレムとの関係性を最重視しており、先に設計したエンブレムの赤黒ストライプの幅やバランスをそのままユニホームへ落とし込み、一つの思想で繋げています。また、私がかねてより美しさを感じていた欧州のスタイルを取り入れ、左右対称のエンブレムとマークを中央へ配置しました。
そして、今回のテーマとして掲げる「星」。ユニホームの黒い部分に、よく見るとうっすらと浮かび上がる〝星空の紋様〟として表現しました。30周年という歴史を背負いながら、未来へ向かう〝道標〟としての星。その想いを、エンブレムとユニホームの両方に込めています。