西川遥輝 復帰後1号3ラン 憧れの〝必殺技〟で存在感
■パ・リーグ2回戦 オリックス3-6日本ハム(4月4日、エスコンフィールド北海道)試合詳細はコチラ
〝ハルキ砲〟が炸裂した。日本ハムの西川遥輝外野手(33)が「1番・中堅」で先発出場。五回に復帰後1号となる3ランを記録。日本ハムでは2021年5月22日西武戦以来、1778日ぶりの本塁打となった。今季13打席目で待望のアーチを描き、生まれ変わった背番号7を印象づけた。
確信歩きにバットフリップ
確信歩きに、バットフリップ―。これまでは見られなかった長打仕様の西川遥輝が、そこにいた。2点追う五回1死一、三塁。1ボールからオリックスの先発・九里の変化球をかち上げた。
本塁打を確信した西川は、バットを一塁ベンチに突き出してから、ダイヤモンドを一周した。一時は逆転となる本塁打に、スタンドは熱狂の渦。西川も右翼スタンドに放り込んだ一発を「シーズン入って初ホームランなんで、本当に気持ち良かったです」と振り返った。
豊富な球種で丁寧にコースを突く九里には、チームも手を焼いていた。さらにオープン戦も含めて、今年初の1番打者。昨年までの〝定位置〟にも違和感を覚え、第1打席はわずか4球で三振を喫した。新庄監督にも「(九里を)どうやって打ったらいいですか?」と尋ねたが、返答はまさかの「打てない、打てない。無理、無理」だった。
諦めの境地が奏功
その諦めの境地が、功を奏した。「どうやって打とうかを考えるんですけど、よりシンプルになるんじゃないですか、考え方が」。これまでに出会ったことのない、奇抜な指揮官の思考が新鮮だった。
オープン戦こそ打率.152と苦しんだが、蓋を開けてみると、11打数4安打の打率.364、1本塁打、4打点と躍動。安打の半分が長打だ。「おととい(2日)の1打席目にヒットが出たっていうのが、僕の中で一番大きいこと。それがきのう、きょうとつながってる」と、今季初スタメンとなった2日ロッテ戦の第1打席で二塁打をマークしたことが、心持ちを軽くした。
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