「常識破壊」札幌静修が5年ぶり出場 指揮官がOBの日本ハム・常谷拓輝につくってほしいものとは【春季全道抽選会】
同校出身初のプロ入りOBに刺激
5月25日に札幌・モエレ沼公園で開幕する春季全道高校野球の組み合わせ抽選会が20日に札幌市内で行われ、オンラインも含めて出場16校が参加した。5年ぶり3度目出場の札幌静修は26日の1回戦で札幌龍谷と対戦する。昨年、日本ハム・常谷拓輝内野手(22、北海学園大)が同校の卒業生として初めてプロ入りし、育成からの支配下登録を目指して2軍で奮闘している。その活躍に刺激された現在の選手たちの士気は上昇中だ。大会は24日に公式練習が行われ、順調に日程が進めば31日に決勝が行われる。
支部予選で強豪撃破
札幌静修にはこの春、快進撃の風が吹いている。昨秋の札幌支部予選は1回戦敗退だったが、今春は札幌藻岩との1回戦をコールド発進すると、準決勝では札幌大谷に快勝。代表決定戦は、延長タイブレークの末にとわの森を制した。田中琥太郎主将(3年)は、「自分たちの野球をしっかり最後まで貫き通して、全力でやれたというのが一番」。春季全道の前回出場時は3季通じて最高成績の4強入り。「自分たちは常に挑戦者として行くだけ。とにかく相手関係なく全力でぶつかって、最終的に勝つ」と初の頂点を見据える。
5年前に常谷世代で全道ベスト4
5年前の4強入りの中心を担ったのが、打線で4番を担い、投手兼内野手としてフル回転した常谷だ。山口凱監督(35)は当時、部長1年目。「今もそうですけど、ハングリー精神に満ち溢れてて、上手くなりたい、強くなりたいっていう気持ちが前に出る子だった。そういう姿を後輩たちも今見てて、ファームの結果とかオープン戦の結果とかも見てるので、すごくいい影響になってる。ドラフトが終わってすぐあいさつに来てくれて、後輩たちに頑張れよっていう話をしてくれて。身近な先輩がプロに行ったっていうのは、すごく選手たちも活気づきますし、『よし俺らもっ』ていう気持ちでやっていたので。冬の練習もいい影響になってウエイトトレーニングも頑張ったんだと思います」。