西川遥輝 打撃改造はまだ道半ば 横尾打撃コーチ「明らかに変わっている」
八回無死、左前打を放った西川=撮影・井上浩明
■オープン戦 日本ハム1-8巨人(3月15日、東京ドーム)試合詳細はコチラ
一歩ずつ、前に進んでいく―。日本ハムの西川遥輝外野手(33)が「5番・中堅」で先発出場。ここまで納得のいく数字は残せていないが、きっちりと安打を放ち、好守備も見せて球場を沸かせた。
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試合終盤に攻守で見せ場
3打席無安打で迎えた八回の第4打席。5年前にチームメートだった左腕・北浦と対峙すると、カウント1-2から148キロ直球を左前にはじき返した。直後の守備では、無死一塁からキャベッジの放った中堅フェンス際の飛球をジャンプ一番、グラブを伸ばしてかすめ取った。
八回無死、左前打を放つ西川=撮影・松本奈央
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打撃改造に着手している2026年。台湾遠征で2試合連続本塁打を放つなど、アピールを続けていた。しかし、オープン戦の打率は.174にとどまっており、この試合でも2三振を喫した。「バットに当たらないと話にならない」。そう話す表情も冴えないが、横尾打撃コーチは「誰が見ても、明らかに変わっている」。目指している方向性に間違いはない。
どう自分を変えられるか
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外野のポジションを争う水谷や矢沢らに対抗するためにも、西川もハードヒットを追い求めていくしかない。今までになかったチャレンジ。横尾コーチは西川の現状を「引っ張っていることが良い。どうやって自分で変えられるかというところで、それがすごく形として変わっている」と評価する。
求められるのは出塁ではなく打点だ。横尾コーチも「最高だと思います」と賞賛したのは、12日の楽天戦(静岡)の一回1死満塁から中堅への犠飛だった。これまでと違った打撃への違和感は拭えないだろうが「すごくやろうとしていると感じます」と横尾コーチ。

2人の先輩達がそれぞれ引退試合
また、先輩2人の旅立ちを自分への糧とする。前日14日、東京ドームでは昨季限りで現役を退いた巨人・長野久義氏の、神宮球場ではヤクルト・川端慎吾2軍打撃コーチの引退試合が行われた。ベンチから長野氏の中前打を見届けていた西川はこの日、長野氏の姿を見つけると「長野さん、ナイスヒット!」と拍手を送っていた。
「長野さんはベースが良い人。人間の鑑のような人」と、その人間力の高さに尊敬のまなざしを送る。そして、ヤクルトでも2年間チームメートだった先輩には「(川端)慎吾さんは優しくて、常に周りを見ていた。たくさんいろんな話をさせてもらった」。お世話になった2人への感謝を胸に、生まれ変わった西川遥輝でシーズンを戦っていく。
八回無死一塁、巨人・キャベッジの打球を好捕する西川
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