水谷瞬 盗塁数増加へ〝西川流〟を盗む 「本当にスペシャリスト」
練習中、笑顔を見せる水谷=撮影・小田岳史
理想は打って走れるトップバッター
日本ハムの水谷瞬外野手(24)が、さらなるスケールアップに向けて盗塁数の増加をテーマに掲げた。持ち前の打撃力に走塁という武器が加われば、鬼に金棒だ。盗塁技術を高めてレギュラー奪取へ、さらに脅威の選手となる。
【ファイターズの最新記事はコチラ】
盗塁への意欲は、年を追うごとに高まっている。14日の紅白戦でも、一回に死球で出塁した直後に二盗を決めるなど、このキャンプでも積極性を見せる。「去年も走りたいっていう気持ちはありましたけど、サインとかを含めても機会は多くなかった。チャンスがあれば、どんどん走っていきたい。走れることをアピールしていきたい」
走塁練習をする水谷
7日の紅白戦で2打席連続本塁打を放つなど、その打撃力が一番の武器であることは言うまでもない。その上で選手として、総合的なレベルアップを目指す。「時期的にもキャンプの段階で、走る方の感覚っていうのも出していかないといけない」
スチール増のカギは「勇気」
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
▼▼ここから有料エリア▼▼
現役ドラフトで加わった最初の2024年シーズンは4盗塁を記録し、昨季は6盗塁をマーク。一歩ずつではあるが、着実にステップアップしている。「配球とかカウントもありますけど、1歩目に勇気を持って走れないことが多々あるので、そこは思い切って行ける気持ちが大事なのかな」。失敗を恐れずにスタートを切れるか―。キャンプから意識してプレーしている。
また、今は〝生きた教材〟が目の前にいる。5年ぶりに復帰した西川だ。現役最多の通算343盗塁を誇るスピードスターの加入は、水谷にとって大きい。当然、スタメンを争うライバルの一人ではあるが、盗塁技術を盗むにはうってつけの存在。「そういうところに関しては本当にスペシャリスト。そこを伸ばしていきたいという気持ちとしては、言葉や姿勢も含めて見ています」

背番号「7」も認める素質
キャンプ中に西川、万波と3人で食事に出かけたことで、確実に距離も縮まった。「本当にしゃべりやすくなった。そういう感じを出しているとかじゃないですけど、僕は結構、気を使っちゃった。(食事を機に)チームメートとして距離が近くなりました」。そんな西川も「ジェッシー、良いよ」と水谷の持つ高いポテンシャルを素直にたたえた。
今キャンプで好調ぶりを披露している五十幡や矢沢とともに、ハイレベルなポジション争いを繰り広げている。互いに切磋琢磨することで、チーム力は自然と底上げされる。「打って、走って、守れる。そういう理想の選手になっていきたい」。伸び盛りの背番号53が目指すのは、5ツールプレイヤーだ。

【2000円おトクの道スポ年払いプランはコチラ】