レバンガ 約2カ月ぶりホーム勝利で30勝到達 勝利の裏側にあった〝原点回帰〟
宇都宮に勝利し、笑顔でハイタッチするレバンガの選手たち=撮影・東倫太朗
■B1リーグ第27節(3月29日、札幌・北海きたえーる)
▽レバンガ北海道108-89宇都宮
東地区5位のレバンガ北海道は、同地区首位の宇都宮に大勝し、連敗を4で止めた。ホームでは1月31日以来となる白星で、2016年のBリーグ創設以来、チーム史上初となるシーズン30勝目をマーク。勝率5割以上を確定させた。
今季最多6539人の観衆沸いた
PF木林優(23)の3ポイントシュートが決まると同時に、試合終了を告げるブザーが鳴った。その瞬間、今季最多6539人のブースターの大歓声が、北海きたえーる場内に響き渡った。
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前日の試合では、日本代表SG富永啓生(25)が自己記録となる36得点をたたき出すも、2桁得点者はチームで2人のみ。だがこの試合は18得点の富永を筆頭に、6人が2桁得点を記録。ベンチメンバーも計47点をマークするなど、まさにチーム一丸でつかみ取った白星となった。
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キャリアハイ17得点挙げMVPに選出されたのは
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キャリアハイの17得点をマークし、この試合のMVPに選出されたPG/SG菊地広人(24)は振り返った。「今日は出だしから、自分たちのバスケットができた試合でした。課題であるディフェンスのところも、どう守るかももちろんそうですけど、それ以上に強度の部分、一人ひとりの相手に向かう姿勢をもう一度見直して。コートに出たメンバーが、それをしっかり表現して、勝つことができた試合だと思います」
第3クオーター、ドリブルで攻めあがるPG/SG菊地(中央)
主将のKJがカツ「過信に近いところがあったんじゃないか」
原点に立ち返って臨んだ一戦だった。チームは首位で1月を終えるも、2月以降は昨日の試合までで3勝8敗と、黒星が大きく先行。苦境を打開するべく、この日の試合前、選手たちは「マインドセット」を強く意識付けた。「KJ(PFケビン・ジョーンズ主将)が、シーズン初めの頃は、何もないところから始まって、ひたすらアグレッシブにやった結果が今だけど、結果が出始めた時には『勝てるだろう』というような、過信に近いところが少しあったんじゃないかと。もう一度、最初の頃のようにアグレッシブにプレーしよう、という話をしました」(菊地)。取り戻した積極性は、6試合ぶりの100点ゲームという形で具現化された。
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この勝利で、Bリーグ参入10シーズン目で初めての勝率5割以上が決定した。「シーズンが進むにつれて、自信というのも出てきました。チームが強くなって、勝ち星を挙げている中で、優勝を狙うという機会が毎年毎年巡ってくるわけではないという話を、(ロイブル)ヘッドコーチも普段からしてるので。そういう機会の中で、自分たちがしっかり掴み取りたいとすごく感じてます」。レギュラーシーズンは残り14試合。初のCS進出、そしてその先の栄光へ。〝原点回帰〟を果たしたレバンガが、再び緑の旋風を巻き起こしていく。