水谷瞬 初の開幕スタメンで今季1号ソロ「あしたは勝ちにつながる1本を」
七回1死、本塁打を放った水谷(中央)がベンチでナインとポーズを決める=撮影・松本奈央
■パ・リーグ開幕戦 日本ハム5-6ソフトバンク(3月27日、みずほペイペイドーム) 試合詳細はコチラ
2安打1ホーマーの大暴れ
大ブレークの雰囲気を漂わせている―。日本ハムの水谷瞬外野手(25)が「1番・左翼」で先発出場。プロ8年目、自身初の開幕スタメンで、今季1号ソロを含む2安打1打点と好スタートを切った。
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〝獲物〟を逃さなかった。1点ビハインドの七回1死、150キロ中盤の直球を投げ込む剛腕・ヘルナンデスと対峙(たいじ)した。カウント1-2からの4球目。外寄り低めの155キロを振り抜いた打球は、右翼のホームランテラス席に飛び込んだ。
三回には、今季初安打となる三塁への内野安打を放ち、開幕戦でマルチ安打をマーク。オープン戦打率.313、2本塁打の好調をそのまま持ち込んだ。
七回1死、本塁打を放つ水谷
狙い通りとはいかず…
しかし、チームは1点差で惜敗。自身の打席でも1つ心残りがあった。一回の第1打席だ。真っさらな打席に入っていた水谷は「開幕初球先頭打者ホームランを狙っていた」。結果は1ボールからの149キロを打ちにいって、三ゴロ。相手失策で出塁したものの、当然、納得はしていない。
相手の開幕投手が上沢と決まった時点から、先頭打者本塁打のイメージを膨らませていたという。「それを打てなくて悔しい。ホームランを打ちましたけど、ちょっと心残りのある一日になった」。自信があったからこそ、目標を達成できずに唇をかんだ。
効果抜群のアニマルフロー
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昨年のオフから、ハワイの自主トレでは「アニマルフロー」を取り入れている。両手両足を地面に着いて行う、動物の動きを模倣したトレーニングだ。さまざまな筋肉や関節を連動させることで、可動域を広げ、柔軟性や体幹の安定性も高まり、けがの予防にもつながる。
2年連続で、現地に住むピラティスの先生を招いて指導を受けた。「重いものを持ち上げるのならば、僕の方が先生よりも全然上がると思うんですけど、(アニマルフローは)本当にめちゃくちゃきつい。それを軽々と会話しながらやっている」。短期的な強化というよりも、選手生命を少しでも長くするために取り入れた。「もっともっと先につながっていけたら。順当にいけば、来年も取り入れようかなと思います」

古巣に見せつけた存在感
この日は〝本能〟のまま、150キロ超の剛球を反対方向に放り込んだ。「勝ちパターンのピッチャーから、ホームランというのは難しいので、なんとか出塁しようと、打席での考え方を持っていった結果、しっかりと振れてホームランになったっていう形です」 。古巣相手の開幕戦で、強烈な爪痕を残したことはチームにとってもプラスだ。
千里の道も一歩から
あすこそは、チームを今季初勝利に導く。「チームとして、あしたやり返すっていうのもそうですけど、個人として、きょうだけで終わらないように。個人として良かったってことを切り替えて、あしたは勝ちにつながる1本を打てるようにやっていけたら」
昨年のCS(クライマックスシリーズ)ファイナルステージから続いているソフトバンクとの激闘。開幕カード勝ち越しにつなげるためにも、まずは1勝目を全力でつかむ。

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