【一問一答】水谷瞬 24歳を締めくくる特別な日 「今日のあの1本はおばあちゃんが打たせてくれた」
九回無死、サヨナラ弾を放ち喜びを爆発させる水谷=撮影・北村史成
■オープン戦 ロッテ4ー5日本ハム(3月8日、エスコンフィールド北海道)試合詳細はコチラ
日本ハムの水谷瞬外野手(24)が8日、エスコンフィールド北海道で行われたオープン戦のロッテ戦に「1番・左翼」でスタメン出場。4-4の同点で迎えた九回、先頭打者の水谷がバックスクリーンにサヨナラ本塁打を放ち、チームに勝利をもたらした。一問一答は以下の通り。
【ファイターズ 関連ニュース一覧】
―ナイスバッティング。サヨナラホームランとなったが
「気持ちいいですね。シーズンだったらもっと喜びもあると思いますし、今日は僕にとっても特別な日でもあると思うので、打ててよかったです」
―打った瞬間の手応えはどうだったか
「打った瞬間、行ったなと思ったので、去年もバックスクリーンに何本かホームラン含め、打った打球とはまた違う手応えを感じられたので、そこは本当にひと冬越えて成長を感じられたところなのかなと思います」
九回無死、水谷がサヨナラ弾を放つ=撮影・小田岳史
―立っているだけでも、体が一回り、二回り大きくなっているのが分かる。パワーアップという点で手応えを感じたか
「そうですね。まだ実戦はそんなに(打席に)立っていないので、今日みたいなクリーンな当たり、ハードヒットは多くは出ていないですけど、練習の中でも数値やスイングスピード、打球速度、もろもろ含め伸びているところはデータとして出ているので、そこは手応えを感じていますね」
―開幕戦まであと3週間を切ったが、ここまでの調整は順調か
「順調に来ているんじゃないかなと。キャンプからここまで、大きいケガもなく来れているので。今日は目立った結果ですけど、地味な結果でもしっかりとヒットは出ている。そこは出過ぎてもちょっと不安な気持ちになってしまうので、小出しにして、開幕から一気に爆発させられるようにできたらなと思います」
―開幕1軍、開幕スタメンを目指す中で、外野手も非常に層が厚いファイターズだが、そこに向けての思いを改めて
「僕としてはもう本当に何回も言ってますけど、そこまで人に興味がないので。周りは言ってますけど、正直開幕スタメンで出て、最後1軍にいなかったら開幕スタメンなんか誰も覚えてない話なので、1年間通して活躍するためにどうやるか。その通過点として開幕戦、開幕1軍、開幕スタメンっていうところがあると思っている。そこにしっかりと選んでいただけるような、結果もそうですけど、信頼というか、勝ち取っていくために今があると思うので、結果だけじゃなくて内容も含めてこだわっていけたらなとは思っています」
―この開幕に向けた残りの期間でどのように意識をして調整をしていくか教えてください」
「オープン戦ですよね。『ケガをしない』です」

―ケガさえなければ大丈夫か
「いや、大丈夫ではないですけど、気張っても来るもんは来ますし、ピンチは嫌でも来るもんなので。1日1日を噛み締めてやっていって、これだけやったから大丈夫だっていう、試合だけじゃないんでね。それ以外の練習も含めて、1日1日を大事にやっていって、準備したいなと。まだ数週間もある話なので。まずは次のゲーム、またアピールできるようにやっていきたいと思います」
▼▼ここから有料記事(あと1815字)▼▼
―先ほど周りは関係ないという話があったが、開幕に向けて外野手争いがさらに激しくなっている中で、外野手の雰囲気はどうか
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「雰囲気はいいと思います。仲良くとかそういう馴れ合いではないですけど、いい意味で刺激を受けながら切磋琢磨できていると思いますし、周りから見て外野手争いが熾烈と言われるのは、それだけみんなのレベルが高い、チームとしても強いチームなのかなと思う。そこはいいなと思いますし、そこに遅れを取られないようにやっていけたらなと思います」
―それぞれのアピール、バットでのアピールが続いているが、その中で特に自分がアピールしたいところを改めて
「アピールしたいところは特にないんですけど、打つ方は別にアピールはしようとは思っていない。今僕がやりたいことをやって、別に今アピールを頑張ったからどうとかじゃなくて、結局シーズンで結果を出さなかったら意味がないので。そのために今、何が自分にとって必要なのかを考えていますし、アピールしたいことは特にないです。守備はアピールしたいです」
九回無死、水谷がサヨナラ弾を放ち新庄監督に迎えられる
―守備でのアピールが特に思いが強いか
「キャンプでしっかりとダメ出しをされましたので、そこは日々精進してます」
―開幕に向けて改めて、その思いを力強い言葉に
「テーマ、ケガをしない。無事これ名馬ってやつですよ。以上です」
―明日は25歳の誕生日。25歳の目標や、どう過ごしていきたいか
「25歳の目標は特には考えていないですが、24歳を今日でいい締めくくりができたっていうのもそうですし、個人的な話にはなるんですけど、僕おばあちゃん子なんですが、一昨日、大叔母が亡くなってしまいました。本当に急だったので、人ってあっけないなって改めて思わされたので、今日のあの1本は、おばあちゃんが打たせてくれた1本だと思ってますし、本当に1日1日を大切にしていって、ここまで育ってこれたのはおばあちゃんがいたからだと思うので、それを応援してくれる人たちのために使っていけたらなと思う。25歳はそういう年にしたいと思います」
―大叔母に何か伝えたいことは
「特にないです。多分見てくれていると思うので。多分ずっと応援してくれていると思うので、特に言いたいことはないですけど」
九回無死、水谷がサヨナラ弾を放ちチームメートに迎えられる
―お母さん方の大叔母
「母方の祖母の妹になるんですけど、生後1カ月からずっと一緒にいたので。母のような存在ですね」
―おいくつで亡くなったのか
「70何歳すかね。後半です」
―お別れに行ったりは
「特にはないですけど、多分今日お葬式なので。行けないですけど。元気ではなかったですけど、しっかりとしているイメージで別れた方が。実感ないぐらいがちょうどいいと思うので、行かなくてもいいのかなと思います」
―大叔母にしてもらったことで一番印象に残ることは
「思い出というか、もう本当に毎日が思い出ですし、さっきも言ったように生後1カ月からずっと一緒にいて、いろんなところにも行きましたし、してもらったというか、本当ずっと一緒にいた存在でした。怖い、クソババアだなと思っていましたけど。でも本当に人って年を取るとちっちゃくなるんだなって思ったので。急にお別れも言えないままこういう形になってしまうのであれば、こうやって今そばにいる人とか、応援してくれる人を大切にできたらなと思いますよね」

―何歳まで一緒に住んでいたのか
「小学校入るまで。入ってからも低学年の時はずっといましたね。一緒に住んでいたとかではないんですけど」
―今まで試合を見たことはあったのか
「ないですね。生ではないですし、多分今年、エスコンに来れたらという話もしてたと思う。そこは叶わなかったですけど、こうやってテレビ越しでも元気にプレーする姿を見せられたのはよかったと思います。あとは一昨年、おじいちゃんが亡くなったのですが、その時はシーズン中で、これは絶対にホームランを打ったろうと思ったんですけど、りきみ散らかして2、3三振ぐらいしたんで、今日はそういうことを考えずにいったら、やっぱりホームランを打てるんだなと思いました」
―今日インタビューで特別な日と言ったのは、誕生日じゃなくて、大叔母のことか
「両方すね。24歳の締めくくりという意味と、両方含めて特別な日。野球の方で見たら、24歳最後の打席でああいう形で終われたので、別に25歳のスタートがどうとかそういうことは気にしていないですけど、1つの区切りとしては良い形でいいイメージで終われて。良いイメージで次を迎えられると思うので、そこはよかったんじゃないかと思って。そういう表現をさせてもらいました」

【2000円お得! 道スポの年払いプラン】