【センバツ】北照エース島田爽介が絶好調 元バッテリーの専大松戸・吉岡封じだ
北照のエース島田は実戦形式で4人中3Kと好調をアピール=撮影・西川薫
21日第3試合(14時開始予定)専大松戸と対戦
いざ、出陣だ。第98回選抜高校野球大会に13年ぶり6度目の出場を果たした北照は、21日の1回戦第3試合(14時開始予定)で昨秋の関東大会4強の専大松戸(千葉)と対戦する。昨秋の小樽支部代表決定戦から、全道決勝まで5試合を1人で投げ切った絶対エースの島田爽介投手(3年)が初めて踏む甲子園のマウンドへ調子を上げてきている。
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初戦を翌日に控えた20日、エースは実戦形式で4人の打者に対して3奪三振、1四球。「とても良い状態になってきたので、明日が楽しみで仕方ないです。変化球が浮かないで、しっかり低めに決まっているところが一番良かった」。甲子園デビューへ、いよいよ気持ちも高まってきた。
連日の番狂わせに続く。この日の第2試合で、2連覇を狙う優勝候補の一角、横浜(神奈川)が神村学園(鹿児島)に敗れた。島田も「途中まで見ていました。衝撃ですね。昨日は(昨夏王者の)沖縄尚学が負けて、きょうも横浜高校が。両チームとも世代を代表するようなピッチャーがいるので、そのチームがどちらも負けてしまったのは驚きでした」。専大松戸も昨秋の関東大会4強と格上だが、何が起きるか分からないのが一発勝負のトーナメント。甲子園の女神を振り向かせる。
前日練習で投げ込む北照エースの島田=撮影・星野雄飛
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監督対談で警戒すべき打者に挙げられた主砲は…
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〝球友〟には打たせない。専大松戸の主砲・吉岡伸太朗捕手(3年)は、島田が中学硬式の京葉ボーイズ時代に千葉県選抜でバッテリーを組んだ仲。「中学校時代から有名で体も大きかったので、ホームランがあるバッターだと思っていました。バッテリーを組んだ際にはとても信頼できる、吉岡の出すサイン通りに投げておけば間違いない、という感じだった。とても頭を使うキャッチャー」と絶賛する。
その吉岡は18日の監督対談で、上林弘樹監督(46)が要注意選手として一番に名前を挙げた選手。島田も「吉岡に打たれなければあまり点数は入らないと思う。動画を結構見ていたのですが、打ったら乗ってくるチームなので、乗らせないというのを意識して。吉岡が打ったらチーム自体も乗ると思うので、吉岡には打たれたくないです」。地元の強豪へ進んだ吉岡、対して北の大地で大きく成長した島田。攻守の要に気持ち良くプレーさせるつもりはない。
【専大松戸・持丸監督と対談した北照・上林監督「吉岡くんに打たれないように」】
憧れの先輩からメッセージが
憧れる先輩からのエールに応える。大阪入り後、24年ドラフト5位で中日入りした高橋幸佑投手(19)から「頑張れ」とメッセージが届いた。「期待されているのはうれしい。応えられるように頑張りたい」。先輩の思いも背負い、聖地のマウンドに立つ。
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新たな投球スタイルを確立させる。昨秋は小樽支部代表決定戦から全道大会決勝まで5試合を1人で投げ切った。防御率は1.33。最速138キロの直球を軸に、打たせて取る投球で頂点に立った。だが甲子園では組み立てを変える。「全道大会の時は下が人工芝だったので、とてもエラーが少なかった。甲子園は下が土なので、打たせて取っているとエラーも出ると思う。三振を取れるところは取りに行って、ということも考えて投げようかなと」。持てる力を全て結集して、一世一代の投球で13年ぶりの勝利を引き寄せる。
北照エース島田(右)と横堀捕手