【特別調査編】コーチの1日が知りたい! 谷内亮太内野守備走塁コーチを直撃「監督から誕生日プレゼントだと言って…」
谷内コーチの1日の過ごし方とは=撮影・小田岳史
春季キャンプ中のルーティン
読者の皆さまから質問を募集し、記者が調査、取材し、回答をお届けする「道スポなんでも探偵団」。【26年ファイターズ春季キャンプ編】の第7回は 「コーチの1日が知りたいです」を取り上げます。谷内亮太内野守備走塁コーチ(35)を直撃し、春季キャンプ中の流れを聞いた。
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早出特守の3時間前に起床
谷内コーチの朝は早い。「まず5時半に起きて、浴槽に入って汗かいて、シャワーを浴びて、6時半には飯に行くっていう」。最近、朝食はヨーグルトとフルーツグラノーラがお気に入り。7時半には宿舎から球場に向かう。
野手陣と話す谷内コーチ(左から2人目)
今キャンプでは、新庄監督の意向もあり、野村、吉田の2選手がセカンドに挑戦。練習日は8時半から早出特守を行うのが日課となっていた。「その前にきょうの練習メニューに対して、どういうことをみんなに伝えたいかとか、どうやって練習をやっていくかっていうのをまとめるって感じです。前の日にある程度、考えて、その時まとめて」。
ノックから全体練習 昼食時間は…
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早出練習の合間には、コーチミーティングにも出席。9時半くらいまでノックを打ち、休む暇なく全体練習がスタートする。昼食を食べる時間もなさそうだが「それは全然あります。試合日の方がゆっくりできます。相手のバッティング練習中がめっちゃ長いんで。練習日の方が大変っすね」。
全体でのメニュー終了後は、キャンプの風物詩、特守の時間だ。「ビジターの試合日と半ドンの日以外は全部やってます。1月のキャンプメンバーが決まった時点である程度、1カ月間の日程を決めて、入れ替わりがあったらちょっと変更しますけど、基本的には予定通りやっています。ある程度、守備練習って、自分でやりたいみたいな練習じゃないんで、そこは無理やり引っ張らないと」。ちなみに試合日は「ヒットを打った日の特守が一番笑って足が動く」そうだ。
松本コーチ(右)と話す谷内コーチ
オフまでに体力つけてキャンプイン
キャンプ期間は朝から夕方まで1日中、ノックバットを握る。ハードワークに耐えられるよう、オフは体力づくりにあてている。「1月までは結構、ウエート(トレーニング)してたし、走ったりしてたんですけど、キャンプ中は無理っす。ウエートで筋肉痛になってノック打つと本当にしんどいんで、2月はやめました」。
宿舎に戻ってからも、やることがある。「風呂に入って、お湯につかって、大体ご飯6時でしょ。6時まで練習の動画を見て、ご飯食べて、あしたの練習どうしようかなって考えて、時間あったらちょっと子供とテレビ電話して、10時くらいに寝ます」。
ノックでフライをあげる谷内コーチ
パパは息抜きなし 娘のための活動
自分時間は「ないっすね。仕事だし。いらないでしょ、リフレッシュなんて」。キャンプ休日は、まな娘のためにシール探しへ。「子供がめちゃくちゃシールにハマっているので。名護のイオンとドン・キホーテはちょくちょくあったんで、買って送りました。こっちは沖縄でも活動してますよっていうのをちゃんと見せてます」。ちなみに、ファンから差し入れでシールをもらうこともあるそうで「子どもに送ったら喜んでいました」と感謝していた。

2人の成長とチームの勝利
今年のキャンプは例年にも増して「本当に重たいんです(笑)。吉田は1月中にセカンドをやるという情報が入り、2月4日に監督から(1日遅れの)誕生日プレゼントだと言って野村のセカンド挑戦が決まった」。中でも第2クールから本格的に取り組んでいる野村には「前向きにやってますよ。本当にやるの? って感じでしたけど、早出(練習)やりながら、覚悟決めてやってるし、すごい前向きにやってくれてますよ」と目を細める。
慌ただしい日々を送る中、選手たちの成長が何よりの喜び。「結局、やっぱり選手が活躍して1年でも長くやることと、チームが勝つことの両立を僕らは目指さないといけないので、それをうまくバランス良くって感じなんですかね」。陰ながら、選手、チームを支えている。
練習中に新庄監督(右)と話す谷内コーチ