■練習試合 中日3-5日本ハム(2月17日、沖縄・名護)
日本ハムの山崎福也投手(33)が三回から2番手で登板し、今季初めて実戦のマウンドに上がった。先頭打者に本塁打を浴び、2回1失点。しかし、現時点での直球の球威に手応えを覚え、山本昌臨時コーチ(60)から教わったスクリューでも三振を奪った。登板後の一問一答は以下の通り。
【ファイターズの最新記事はコチラ】
―初実戦を終えて
「1本、先頭バッターにホームランを打たれたことはダメでしたけど、それ以外は真っすぐも去年のこの時期と比べたら、明らかに上がってましたし、変化球も良い感覚で投げられました」
―試合での狙いは
「きょうは真っすぐをどんな感じで放れるかっていうことと、この前、山本昌さんに教わったスクリューをどんな感じで投げられるかなっていうので、(マウンドへ)行きましたね」
―スクリューはどの程度投げた
「初回は投げられる感じがなかったので投げなかったんですけど、2イニング目の先頭ですね。初球と三振の球。あと何球か投げました」
―実戦で使えそうか
「使えそうですね。腕がしっかり振れるので、チェンジアップと違って。チェンジアップはちょっと置きにいってしまう部分が去年ありましたし、それが明らかにスクリューだと、しっかり腕を振れるので、そこはすごくいいなっていうのは感じました」

―山本昌さんから一番学んだことは
「スクリューじゃないですかね。あの球をどういうふうに(投げるのか)。僕、基本的に腕を振りたい。チェンジアップでも腕を振りたかったので、それがスクリューの方に変更していって、しっかりと腕を振れればいいなっていうのは思っていたので、きょう実際に投げてみて、しっかりと腕が振れたので、そこは本当に良かったです」
―キャンプも後半戦に入るが、仕上がりはどうか
「もっともっと球速自体も上げていきたいですし、細かい作業。クイックとか。きょうは良かったんですけど、クイックしても球威が落ちないようにとか、そういう細かい作業をしっかりとこれからはやっていきたいですね」
―昨季は2桁勝利を逃した。そこへの思いは
「もちろん、毎年2桁勝利したい気持ちもありますし、長いイニングも投げたいので、今年も変わらずにそういう気持ちです」
―先発争いも激化している
「プロ野球界なんでね。毎年毎年やっぱり勝負ですし、オリックス時代も素晴らしい先発ピッチャーがたくさんいたので。そういう中で勝負してきたので、ファイターズに来ても変わらないなって思ってましたし、僕のできることっていうのをしっかりアピールしていって、まずは勝つことですよね。しっかりと勝ちを付けられるような意識でやっていきます」
―競争がチームに与える影響は大きいか
「大きいと思います。やっぱりチーム内で良い争いができれば、自然と良い結果が付いてくるのかなっていうのは思います」
―その中でどういう数字を求めたいか
(残り2691字)
▼▼ここから有料エリア▼▼
「まずはしっかりとイニングをたくさん投げたいですし、勝ち星も去年2桁いかなかったので、2桁勝利したいという強い気持ちは持ってます」
―どんな姿を見せていきたいか
「まずはピッチング。しっかりと先発投手として自分の役割を果たせるようにっていうふうに思ってますし、そしてバッティング(パ・リーグのDH制)が終わってしまうので、今年打てばたぶん新記録だと思うんですよね。そこもしっかりと更新できるように頑張ります」
―打撃練習は
「今年は監督から(指示が)なかったので、そういう連絡が。なので、してないですけど」
―スクリューを投げることで、ほかの球種に良い影響もあったか
「きょうはちょっと実戦だったので、あんまりそのへんは意識できなかったんですよね。ブルペンの時はスクリューを投げた後に真っすぐ、あとほかの落ち球系ですね。それはすごく生きたんですけど、きょうは目いっぱいやっていたので。でも真っすぐは確実に良い感覚はあったので、スクリュー後の。そこは感じられました」
―肘が上がる感覚もあったか
「肘が上がるというか、肩甲骨が開くというか、そこは感じました」
―指導を受けた後も良い表情だったが、投げてみてどんな感覚だった
「マウンド上でも三振を取れたので。明らかに合っていない三振だったので、そこは本当に『おっ』という感覚もありましたし、これ使えそうだなって感じもあったので、左バッターにも使っていきたいなっていう気持ちにはなりました」
―スクリューは狙い通りの反応だったか
「狙いは正直、分かんなかったんですけど、良い反応はしてくれましたね」
―チェンジアップと使い分けていく
「どうですかね。使い分けをしたいんですけど、あまりにもスクリューの方が良かったら、そっちが多くなってしまうのかな。明らかに腕が振れるのでっていう感じはありますね」
―球速帯は似ている
「似てますね。でも去年のチェンジアップは前半は明らかに遅かったんで。後半のチェンジアップは結構、腕を振れていたので、その時のチェンジアップと球速帯は似てるんですけど、若干こっち(左)に変化するのかな」
―きょうは120キロ台後半だったが、それぐらいで
「もうちょっといければいいなとは思うんですけど、そこをちょっと意識しすぎても難しいので、まずはコントロールと良い軌道で投げられるっていうことを意識したいです」
―三振を取った球はベルトから少し低いところだったが、そのへんのイメージか
「難しいですね。きょうは初実戦で、初めてバッターに投げたので、あれはあれで使えますし。難しいですね。低めに投げて、もう少し球威を遅くしてもいいのかなっていうのも思いましたし、これから探り探りって感じですね」
―最初のイニングは投げるタイミングが見つけられなかった
「まずは真っすぐをしっかりと投げたかったので。初めてのバッターだったので、そこでしっかりどういうふうに腕を思い切り振れるかなっていうことだけを考えてましたね」
―そのへんも(捕手の)進藤と話しながら
「ちょっと話してないです。僕の中ではそういうプランじゃないですけど、きょうは初回はしっかりと真っすぐを投げたいっていうのは思ってました」
―真っすぐは昨年よりも速くなった
「確実に。去年はたぶん140キロ超えはなかったんですよね。きょうがもう140ぐらい出ていたので、去年より明らかにスピードは上がってますね。3キロぐらいは」

―どういう練習で
「去年の終盤ぐらいからですね。中継ぎに行ってから、加藤コーチと武田コーチと一緒にいろいろ話し合って、体の使い方をもう一回、見直して、30(歳)中盤にもなるので。使い方ですよね、体、腕。だんだんこれから上げていくんですけど、体の使い方っていうのも去年の終わりからやってますね」
―スクリューを投げた後の張りはどんな感じか
「いや~、どうだろう?そのへんはあんまり変わらないですけど、この前、昌さんの(前で)104球投げた後の3日後ぐらいはやばかったです。腕パンパンでしたけど、それもそれで良かったです。一回キャンプでドンと張りはつくりたかったので」
―昌さんは帰ってしまったが、連絡先などは聞いたか
「さすがにできなかったです。ちょっと誰かしらに伝えてもらいます」
―聞きたいことがたくさんある
「あの人は真っすぐも速く見えていたので、いろいろと話はしたかったんですけど、1対1で話はなかなかできなかったので、聞きたいことはありますね」
―新球種を習得するのは楽しみもあるか
「やっぱり野球人生、40歳ぐらいまで投げたいので、その中でどういうふうに工夫してやっていくかってことで、こういった新球種を覚えることはすごく良いかなと思いますし、それだけに限らず、フィジカルにしても、使い方にしても、もう一回しっかり。若い選手もすごく良いので、いろんな選手を参考にしながらやっていきます」
―さっき、スクリューを遅くしたいと
「分かんないです。遅くてもいいのか、速くてもいいのか。バッターの反応が全然、分からないので、きょうだけじゃ。遅くてもいいのかなっていう」
―今よりも遅く
「もっと曲がってもいいのかなって思いましたし、でも分かんないですよ。もっと速くして、ちょっとの曲がり幅の方がいいのかっていうのも」
―悩んでいる
「きょうだけじゃ、ちょっと分かんないんで。これから実戦で投げていって、どんな反応するのかなっていうのは見ていきたいですよ」
―左打者もいけそう
「たぶん、いけると思うんですけど、昌さんも『左には投げてたんですか?』って聞いたら『投げた方がいいよ。俺も放ってたよ』って言ってたので、投げたい気持ちはあります。ちょっと練習するしかないです」
―進藤の反応はどうだった
「進藤があんまり良い反応ではなかった(笑)。普通でした。『いいっすね』みたいな感じであっさり言われたんですけど。『ツーシームがめっちゃいいですね』みたいな。ほかの球種はすごく褒めてくれました。そっちか、と思って(笑)」
―ホームランを打たれた球は
「フォークです。フォークの落ちが悪くなったっすね。そっちもしっかり練習してって感じです」
―最後の三振はツーシーム
「あれ、ツーシームです」
―落ちていくイメージ
「ツーシームは逆に伸びていきましたね。たぶん回転は変化球回転なんですけど、落ちずに若干、曲がりながら伸びていったのかな」
―軌道は微調整できる
「ツーシームに関してはアバウトです。2分割で。基本的には(左打者の)インコースですね。インコースにドンと。曲がるか、ちょっとふけるか。そこは若干の微調整はできますけど、だいたいはアバウトですね」