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2026/02/08 18:45 NEW

《SHINJOの信条》達くん、細野くんにしても貫禄があるね。西川くんの三振がよかった

 

■練習試合 阪神4-8日本ハム(2月8日、沖縄・名護)

 試合後の取材に応じた新庄剛志監督(54)の一問一答は以下の通り。

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ー初の対外試合。どう見たか
「エドちゃん、エドくんの…これ何と呼んだらいいんだろう? エドポロ、エドポロくんは言いづらくない? ケインでいい? ケインくんね。ケインくんの1打席目。打ってちょっとつまずいて走って、ストライドがものすごく大きくて回転のスピードも速かったから、すぐ出してもらったんですよ。ホームから一塁までのタイムを測っていて。五十幡くんが2.80秒。20メートルなんですけど。2位が水野くんで2.86。3位が2.87の矢沢くんで、その次がケインくんなんですよ。相当速い、これは。五十幡くんとケインくんが20メートル走ったら、0.6メートル(の差)。体1個分ぐらいかな。それぐらいしか変わらないという。びっくりした。あの身長とあの体重で、矢沢くんと一緒よ。どういうこと?(笑)。バッティングも軽いイメージあるしね。シートノックももっとドタドタドタとぎこちない雰囲気で受けるのかなと思ったら、捕ってからもスムーズに投げているし、ボールも低いし。面白い面白いと思って。俺、イメージ、高校生と思っていたの。顔が可愛いから。大学出だったから使えるという。面白いね。なんかこう、むちゃくちゃ可愛いんですよ」

試合中、谷内コーチ(右)と話し込む新庄監督

 

ー足の期待も高まった
「よかったよかった。柔らかい。バットの角度もいいですね。出ていくときのスイングの軌道がいいし、ゆったりゆったり前に突っ込まずにしっかりボール見て、グッと右手で押し込めるような柔らかさは、きょう見て思いました」

ー新人選手2人をスタメンに。狙いは
「3番大塚くん、4番ケインくんで、さあ、このプレッシャーの中、どういう結果を出してくれるか。結果というか、雰囲気ですね。打席、守備での雰囲気。落ち着いてできているか、というところを見たかった。結果なんか期待してないんですけど、結果を出しよったから。期待させられるよね。チームバッティングも3打席目にしたしね。先っぽにわざと当てたんでしょ、あれ(笑)。うまいこと転がして。なかなか打てないし、できないよ。シーズン中もしてほしいよね、ああいうのを。ゲッツーがないという。あれもでかいんですから」

ー見たかった雰囲気はどうだったか
「グーグーグー、バッチリ。完璧。はい。まあ、達くんにしても、細野くんにしても貫禄があるね。マウンドさばきも完璧だったし。1回しか投げていないけど。細野くんのあのフォアボールはいらなかったね。あと気がついたのは、西川くんの三振がよかったですよ。今、全てのボールを捉えることなんかできないですから。10何年もやってきた(打ち方とは)軌道が全然違うし、前に行って点打ちから線で打つようにしているんですけど、ボールの下をくぐるのは分かっている。でも、三振は悪くないんですよ。しっかりしたスイングで三振しているから。あとはね、タイガースの中川くん、魅力を感じたね。なんかスイングをしている音、むちゃくちゃ速い。ファウルもいいし、変化球に対してもピタっと止まって右に強いのも打てるし。工藤くんも、木下くんもいいボールを放りますね。でもザバラの方が速いというね。160キロか。でも打たれるというね。…もういないか(笑)」

ーキャンプ第2クールが終了。ここまで選手たちはどのように映っているか
「アピールが激しいというか。毎年、激しいんですけど、今年は奈良間くんがいいね。どうした?と言って。全部、芯に当たっとるやんか。このままいったらレギュラーもあるし、期待してるよと。『よろしくお願いします!』と言っていた。あとは、休み明けからの山本昌さんと山崎さんがどういう教え方、伝え方をしてくれるかなと。選手はそれに取り組んでもらって、あ、これでいいんだ、という感覚をつかんでもらえたら嬉しいですね。教えてもらったことをとりあえず、トライしてもらって。またコーチ経験がないからいいんですよ。コーチ経験があると選手には伝わらない教え方になりそうな気はするんですけど、ないというところがポイントですね」

ーこの先のアピール合戦、監督としては楽しみか
「楽しみ…。結果を出した選手以外は、出られないから。それは悲しいと言えば悲しいですけどね。でも、そういうこと言っていられない年なんで。みんながその試合に出られる(可能性がある)から、あなたたちが努力をしてつかみ取ってください、というところですね」

ー(コーチが監督代行として取材を受けていることに触れ)
「監督代行が来たときに、ちょっと面白い質問考えておいて。そうしたらこう(いいコメントが)出てくるから。毎日変わるからね。いろんなコーチの意見を聞いてみたくないですか? フロントの意見とか大丈夫?(笑)。それも面白いしね。あとはバッティングピッチャーの方とかも。選手のバッティングをものすごく分かるし、ずっと投げているわけだから。宿舎の食堂のおばちゃんとかは大丈夫?(笑)」

【《SHINJOの信条》&《監督代行の信条》】

【一問一答】〝監督代行〟横尾打撃コーチ

ーケインは4番の打順を見たときに驚愕したと
「彼は3番とずっと言っていたから。それなら4番でもいいかなと思って。相手がタイガースというところで。やっぱり日本の野球は4番、わあ嬉しいとなると思うので。そこで結果を出すんですから、大したもんですよね。キャッチボールを見たとき、うわ、大丈夫かなと思ったけど。キャッチボール、僕もあんな感じだったんですよ。投げ方が、肘が下がって押すようなキャッチボールだったんですけど。寮長が俺のキャッチボールを見たときに、スカウトになんであんなん取ったんやと言ったらしいんです。それで、シートノックが始まった瞬間、素晴らしい選手を取ったなと。そのタイプ、一緒のタイプですね」

ー実戦向きか
「たぶん、ストレッチをさせたら硬いよ、体。プレーが柔らかいから。僕、めちゃくちゃ硬かったんですよ。(体が)硬い選手は(プレーが)柔らかい、柔らかい選手は硬いというイメージが強い。昔、マイク仲田さんという左ピッチャーがいたんですけど、もう股を割ってベターとあごもひっつくんすよ。でもピッチングになったら硬っ!って。だからあまりストレッチをしないほうがいいなと思いだして。硬すぎるやろと。大豊さんもめちゃくちゃ(体は)柔らかかったんだけど、バッティングは硬い硬い。関係ないか(笑)」

ーケインは何番向きの選手か
「分かるわけないじゃないですか。きょうの練習試合で分かったらもう、神様ですよ。分からん分からん」

ーいいところばかりが目立ったか。悪いところはあまり出てこなかった
「いや、彼も言っていたように1打席目、あれは打ち損じでしょ。(六回)一、三塁でもいいヒットを打ちたかったでしょ。でもあの内野安打は僕に足を見せてくれた内野安打なので、彼は運を持っています。あの内野安打なかったら分からなかったもん。タイムを調べていないもん。出していないもん。こういう情報って見せていいのかな? 2.80と2.94。この差で1メートル変わる1歩。この1歩ってめちゃくちゃでかいじゃないですか。ケインくんの2.89は中島くんより速い。そして上原くん、めちゃくちゃ速い。代走もありやね。ベンチに残っていたら、きょうはピッチングより代走やねと」

ーケインをもう少し(1軍キャンプ地の)名護で見たい気持ちもあるか
「いいっすよ。まあ、人生は1日、2日で変わりますからね。ちょっと変えさせてくれた1日でしたね、きょうは。上がる人がいれば…(下がる人もいる)。この世界は競争ですから。今年に関しては、かわいそうだなというのは、なし。勝負の世界ですよと。結果を出しているんですから。入れ替わりもあるわけですから」

ーラオがブルペンに入っていた
「もうちょっと力んで、いいボールいかないのかなと思ったんですけど、僕が見ている中、力まずに投げてくれていたし。たぶん、俺の顔をまだ分かっていないと思う(笑)。マスクして最初にあいさつをしたから。ボスって分かっていないんじゃないかな。もう、分からせないほうがいい。ガントが来て最初のピッチングの時に俺、走って見に行った瞬間、肘をやったから。やっぱり気合を入れてしまうんですよね。だから顔がバレないほうがいいかなと。2週間ぐらい。2人とも。いいボールでしたよ。特にスライダーを投げた時、カットボールぐらいのスピードがあったので。バッターとしてはちょっと打ちづらいかなと。コントロールが良さそうだし。あとはクイックですね。最高にクイックを速くやってみてと言って何秒でできるか。ボールの質は関係なしで。きょうは初めてなので、そんなことはさせずに。何日か後ぐらいに、超スーパースペシャルクイックをやってみて、とお願いはしてみたいですね」

ーWBCに出場する阪神の佐藤輝、森下についてどう感じたか
「ちょっとタイミングが遅いかなと思って。佐藤くんに関しては。もうちょっとゆったりゆったりフワーンと待って待って。ちょっと慌てていたような。慌てた分、自分ではちょっとポイントを前気味できれいに打っていこうと思ったんだろうけど、差し込まれている感がある。いい時はゆったりゆったりゆったり、内から(バットを出して)真ん中外目をパコーンと左中間に打っていたっていうイメージがある。まあでも、今の時期はもうピッチャーが強いから。タイミングだけでも早く取れますからね、今でも。森下くんはいいバッティングをしていたんじゃないですか? フライはポテン、落としていたけど。きょうの風、難しかったですからね。うちの今川くんも、あらあらあらと後ろにね。いつも僕が言っているように、後ろの打球に対して、目を切ってほしくないです。この風だったら、目を切った瞬間に何メーターぐらい動きます? 力を抜いて、(目を切らずに)まっすぐ走っているような感覚の足の回転をしてほしい。これは練習しかない、練習でつかむしかない。僕、ウオーミングアップから、左中間の高いフライを自分なりにイメージして、普通に走るような足の回転をしようとずっとやっていましたから。これはコーチに言われたわけではなく、甲子園の浜風があったから、目は切らないほうがいいと。うわっと思って目を切ったら、ポトンもあるし。それは最悪なので」

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ー阪神の藤川監督と何かお話は
「試合前にメッセージを。2アウトで外野フライがいったとしたら、中継プレーでホームへつなぐので、ランナーがいたとき、気をつけてというメッセージを送りました。危ないからね。そうしたらやってくれなかったというね。外野手が忘れて。1回はやったけど、その次は忘れた。それはギリギリのプレーになると忘れますよね。ボールに集中するから」

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