ファイターズ
2026/02/04 19:00 NEW

《SHINJOの信条》&《監督代行の信条》稀哲はやっぱり頭の回転がいいから。余計なことも言うとるけど(笑)

 

■春季キャンプ第1クール第4日(2月4日、沖縄・名護)

 新庄監督の指名により、森本稀哲外野守備走塁コーチ(45)が監督代行としてテレビ取材に登場した。一問一答は以下の通り。

【ファイターズ 関連ニュース一覧】

―第1クールを終えて、印象は
「僕が思っているよりは、みんな動けていたかなと思っています。僕がですよ。監督じゃないです、僕です。(監督)代行の僕ですよ」

―第1クールはどこに注目していたか
「基本的にはしっかり野球の動きを、100%動ける準備をしてきたかどうか。プラス、選手はシーズンオフにいろんなことを修正しながら、来年はこうやってやろう、と思って練習して入ってくるので、そういう取り組みの何が変わったのかというのを、僕らは見ていました」

―選手たちの動きはどう見えたか
「期待通りというか、予想通りというか、しっかりと準備してきていると思います。2日の紅白戦が決まっていて、そこに出る選手とたぶん出ないと思われる選手たちがいたわけですが、そういうの関係なく、全員がもう2日に試合に出られるような状態で来ていたのは、監督としてもすごく喜ばしいことだと思います。監督って僕じゃないですよ。(新庄)監督が喜ばしいってことです」

―新庄監督からもそういう話はあったか
「きょうもシートノックを初めてやったんですけど、すごく良かったという声はいただいたし、僕らが別にそんなにプレッシャーをかけるわけでもなかったんですけど、ものすごいピリッとした空気、プラス、僕たぶん4年目なんですけど、これだけ全員が盛り上げて声を出しているというのは初めてだったと思うんですよね。なので今回、選手会長が清宮(幸)くんに変わりましたけど、清宮くん中心に、最初のシートノックを大事に盛り上げていこうというのを、みんながやってくれたというか、感じてくれながらやってくれたんだなというふうには感じました」

―自主トレ期間を経て、特に変わったと思った選手は
「まあ、北山くんですね。見ていないけど(笑)。何か、コーチ室で北山が良いって噂になっていたので、北山が良いと思います。たぶん」

―どういう噂だったか
「誰だったかな、誰か右ピッチャーが入った後に、北山くんが投げたら、ものすごく速く見えたと言うので、だから相当速かったのか、その前に投げたピッチャーが遅かったのか。ブルペン行っていないから分かんないですけど(笑)」

―WBCも控えている。しっかり調整してきたということか
「そうなんでしょうね。北山くんと(伊藤)大海くんはね。多分そうなんだと思いますよ。見てないから分かんないけど、本当に(笑)」

―森本コーチの目で見た選手の中ではどうか
「野手で言うと、外野で言うと万波くんでしょ。で、矢沢くん。内野は水野くん。郡司くんも良かったですね。奈良間くんも良かった。で、進藤と田宮。この両選手もいい。良かったです。あ、清宮くんも良かったです。このメンバーはパッと思い浮かびます」

―特にどこが印象に残っているか
「去年の終わった感じから、プラス今年上乗せでやってくれそうな姿に見えました。僕らって、キャンプに入った時に何を見るかというと、表情とか雰囲気。すごい不安だなって、ちょっと暗い雰囲気に入る選手いるんですけど、それがすごく明るくて、やってやるぞってエネルギーに満ち溢れて、なおかつ体のコンディショニングがすごく良いというのを見ます。こんなに喋るんですか? 監督っていつも。喋りすぎ?止める時、止めてくださいよ。初めてだから分かんないから。いいんですか。やり方知らないからってどんどん止めないで喋らすのやめてくださいよ(笑)。監督代行ですからね」

―第2クールに入っていく。ここからの選手に期待することは
「第1クールは実戦がほぼない中で、比較的ゆったりした雰囲気で、ワイワイ楽しくやっているんですけど、第2クールからもうカッチリ実戦が入ってくるので、今までシーズンオフ2、3カ月、ずっとやっていたことが実戦になると全然違う。結果を求められる状況の中で、あれっ?ていうのが出てくると思うんですよ。そうなってくると空気がすごい重くなってくるんですけど、そういうことを調整しながら、第2クールは3日間なので、多分第3クールあたりから結構、もしかしたら(1、2軍の)振り分けとかも出てくる可能性があるんで、選手も第2クールに入って感じていると思うので、あとはもう実戦でどうなっていくか、ですよね」

―ポジション争いがどんどん加速していきそうな印象か
「実戦始まってきたらね、そうだと思います。きょうもシートノックで吉田くんがセカンドに入っていましたけど、セカンドを誰がやるか分かりませんけど、ボスは最初、シーズンオフにいろいろシミュレーションしたメンバーをどんどん、チャンスで使っていくと思うので、そこでつかんだら、そのままシーズンオフ、バラ色のシーズンオフが待っているし、そこでつかみきれなくて、となったら、またそこで準備していたやつがガーって出てくるし、楽しみ。僕らも楽しみに見ています」

―去年より選手が声を出しているとのことだが、リーグ優勝を逃して今年こそは、という思いからか
「選手もそう感じていると思いますし、特に、今シーズンのコーチ陣の、前向きな姿勢、声かけ、これが素晴らしいじゃないですかね(笑)。非常にいい雰囲気ですね。森本コーチも含めてです。これ、僕だけじゃなくてね。コーチ陣いいですね。フレッシュですよね」

―監督代行を任されたのは、新庄監督からの全信頼と、監督のことは全て分かっているという思いがあるからか
「全然、違います(笑)。さっきバッティング中に、ヒチョ(森本コーチ)行ってって言われただけです。何ですかって言ったら、囲みインタビューがあるから、それも任せたって言われたんですけど、監督がきょうはそんなしゃべることないと思ったのか、あるんだけど、ちょっと稀哲に任せてみようと言ったのか、これは分からないですけど。とりあえず今、言われたばっかりなので、すぐ来ました」

―監督代行として答えてみてどうだったか
「楽しいですね(笑)。全然、毎日できます、僕。言わないでくださいね。あいつ毎日、出そうとかなっちゃうから。全然楽しいです」

―西川がキャンプからチームに合流している。良い効果は感じているか
「第1クール4日間あったんですけど、2日、3日、きのうぐらいまでは結構、西川くんも、空気に馴染もうとするというか、自分のリズムもあるし、久々の復帰ということもあるし、何か気を使っている部分があったような気がして。そこも含めて表情が硬かったりしたんですけど、きょうはやっと、休み前だからなのか知らないですけど、リラックスした感じでやれていたので、良かったなと思います」

―五十幡、矢沢に走塁を教えている場面もあったが、どう見ていたか
「あれも若い選手たちが積極的に話を聞けるような雰囲気を出してくれるからだと思うし、西川くんももう、これだけの技術があって、結果を残していて。たぶん、びっくりしていると思うんですよ。相手チームでは見ているけど、矢沢、五十幡の両選手の走りとかを見て、はえーってよく言っているし、そういう選手を見ると、スピードスターなんで、もっとこうやった方がいいんじゃない、というのを自分から教えている姿見ると、ああ、いいなーと思いますね」

―打撃練習では、新庄監督が丸ポーズを出していた
「僕は走塁を見ていたので、ちょろっとしか見ていないんですけど、ボスが西川くんを完全復活させるという思いで、今やっているなというのを僕、きょう感じました。最初はいろいろね、声をかけていましたけど、いろんな選手を見るのに忙しかったけど、きょうに関してはもう、たぶん重点的に西川くんのバットの出し方とか、待ち方とかまでやったので、あのクラスの実績のある選手に、そこまで言うということは、真剣にもう一花(咲かさせてあげようとしている)。普通は任せるじゃないですか。だけどそうじゃなくて、本当に彼の能力を引き出して、何ならたぶん、開幕でセンターある。そういうところぐらいのイメージで、教えていたような気がしますね。僕もなんか結構、付きっきりでやっているな、みたいなのは感じました」

―ありがとうございました
「いきなりだから化粧していないけど大丈夫ですか?(笑)」

▼▼ここからSHINJOの信条▼▼

 取材に応じた新庄剛志監督(54)の一問一答は以下の通り。

―森本監督代行がテレビの取材に対応した
「たまには宣伝コーチがインタビュー受けて。(森本)稀哲はやっぱり頭の回転がいいから。いろんな発想とか、余計なことも言うとるけど(笑)。こういう時(林)ヘッドは呼べないけど」

―森本監督代行も西川選手の話をして、監督の熱意みたいなものをきょう感じたと
「彼は何十年も活躍してきた人で、ここ何年かが良くないと。じゃあそのフォームじゃ駄目だと。その打ち方じゃ。きょう僕が相手ベンチから楽天の時に見ていて、僕だったらこういう教え方するのにな、ということをただ(本人に)伝えて、バッティングしてもらったら一気に変わりましたね。左足のふくらはぎでグッて押してもらえるようなバッター。長距離バッターの打ち方に見ていて変わったところと。スタンスがちょっと広くて、点で打ってしまうようなイメージがあったんですよ。そのスタンスをものすごく狭くさせて、手は器用な選手なんで、回転で今までの西川くんの手のボールで捉える器用さ。いい打球が何球かあったじゃないですか。あれがもう違うと。フックグリップにさせたかな。こういう打ち方だったらなんか変わろうと、変わっていこうよ、というものも見せていかないとね。このフォームにして変わったよねって、おお、みんなが期待ができそうだな、っていうような。見てみんなこう感想言うじゃないですか。言いたいこと言って。それが、変えてよかったねって、うわ全然違うやんっていう、西川くんも見せていかないといけないし。いや変わった、変わった。むちゃくちゃ変わった」

西川(左)に打撃指導をする新庄監督

 

―他球団であれぐらいのベテラン選手だと、なかなか声をかけたりすることも、周りはする機会がなかったのでは
「コーチたちが? それは知らない。ちょっと分からんけど、俺は関係ないもん。誰だろうが」

―監督代行が開幕センターあるぞみたいなことを言っていた
「余計なことを(笑)。でも、それぐらいの紅白戦オープン戦でガンガン打ってくれたらありますからね。誰でもあるから。はい」

―監督の中にもやっぱりそういう手応えというのは感じていらっしゃるということだ
「宮崎くんだって(紅白戦で)いいバッティングしたでしょ。足もあるし。それはもう野球の上手い人を出すって言ってあるから」

―西川選手は監督からバットも試してみるようにと言われたと話していた
「僕のイメージではスタンスも狭くなるし、ポイントも近くなるから、太めのグリップでちょっと2、3本空けてもらって、回転で芯に当てて、野手のいないところを飛ぶっていう感覚がつかめたら、これ大変身ですよ。ただ、3試合ぐらい今年大事な年だと思ってるんで、ちょっと結果が出なかったら戻してしまうんですよね。そうじゃなく期待させてくれる、ベンチから見た時におっ、変わったなと、使ってみたいなと。前の打ち方だったら、いやちょっといいかなっていうところがあるんで。続けられるかですよね」

―きょうのバッティング練習では柵越えもあった
「いい打球でしたよ。え、こんな打球打てるの?と思った。よかったでしょ。きょう逆風でそんな飛ばない風だったんですけど。たぶん本人が一番思っていると思う。あれ?っていう感じ。それがバッティングなんですよ。それを試合で意識しすぎたため、詰まってしまうから。もう練習でしっかり、もうフラフラになるぐらいまで筋肉と脳に叩き込むのはもう本人次第。試合になったらボールに集中して打ちに行ったらそのフォームができてるっていう。あと打ちに行くときね、ちょっとした間が欲しいですね。早めにタイミングを取って打ち出しのクッていう。いいピッチャーでもいいバッターは打ち出しまでゆったり、ゆったりというか1回曲がってバチンでしょ、ピッチャーでも。打つ時もこの部分が欲しいなと。前はこう行って前にパッてこう出すだけのイメージがあったんで。これから楽しみですよね」

―変化に対しての貪欲さみたいなのは、西川選手本人の方からも感じられたか
「言うこと聞かない子だったらしいからね、今までは。西川くんと中島くんが変えたという、その勇気は嬉しかったですよね。あした、変わってたらびっくりするけど(笑)。もう戻って。あさってか。わーって言うわ。思ってたのと違うって。みんなもずっこけて(笑)」

―森本監督代行が第1クールで印象に残った選手は、見ていないけど北山くんと言っていた
「ピッチャーの? 見てないんだ(笑)。彼なりのボケを受け止めてあげてください。あと、野村くんをセカンドでやります。セカンド挑戦させます。ちょっと外野がちょっとたくさんいて、もちろん野村くんがね、セカンド挑戦して試合に出てみて、打ったら外野も守れますし。今までもやってるからね。あとはちょっとした細かい動き、バッティングにもプラスになるんじゃないかなと。野球を覚えられるしね、セカンドショートは」

―それはシーズンを見据えて、ということであるか。いま吉田選手も挑戦し、新外国人のカストロもそのうち入ってくると思う
「競争というか、チャレンジしてみて判断したいですよね。去年でいえば郡司くんでしょ。郡司くんのサードはないでって、2年前思ってました。で、やってみるかという気持ちと一緒ですね。ジェイちょっとセカンド行ってみない? 俺もセカンドやってたし、タイガースの時。結局、外野でレギュラー取ったから。まずは(試合に)出ないとね」

―実戦でも野村選手ををセカンドで出す
「出す」

―リミット的には
「(遊撃)水野くん、(二塁)ジェイ。(遊撃)山県くんと(二塁)吉田くんとか。それも見てみたいし、その逆バージョンも」

【2000円お得! 道スポの年払いプラン】

―シーズンを見据えているということは、キャンプまでは
「やるやるやるやる。オープン戦もやる。そこでパッと見て野村くんと吉田くん、どっちが上手いか分かってくる。両方打ちまくってたら、それは上手い方を使うし」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい