サウリン・ラオ&ロドルフォ・カストロ入団会見 ラオ「めい想に興味があります」カストロ「レイエスからメッセージを…」
入団会見を行ったラオ(左)とカストロ=撮影・松本奈央
期待の新戦力がチームに合流
日本ハムに新加入した前ナショナルズのサウリン・ラオ投手(26)と、前ブルージェイズのロドルフォ・カストロ内野手(26)の入団会見が7日、1軍キャンプ地の沖縄・名護で行われた。2人は手厚い歓迎に感謝し、優勝するためのピースとなり、チームに貢献することを誓った。会見と囲み取材の一問一答は以下の通り。
【ファイターズの最新記事はコチラ】
ーファイターズに入団してどんな気持ちか
カストロ「本当にこの日を待ち望んでいたので、やっとこのチームに合流できて、チームのスタッフ、チームメートに会えて本当にうれしい気持ちでいっぱいです」
ラオ「この機会をいただけて本当に感謝していますし、やっと日本に来られてうれしい気持ちでいっぱいです。チームメート、スタッフと知り合ってあいさつしたんですけど、しっかり名前を覚えて、一緒の目標に向かってやっていきたいと思います」
ー日本にはどんな印象を持っているか
ラオ「今回が初めての来日になるんですけど、アメリカでやっていた時は日本人のチームメート、知り合いもいたので、いろいろ話を聞いて、日本の文化には興味を持っていました。ここに来て、また新しい経験になると思うので、いろんなことを学んでいきたいと思います」
カストロ「まずは本当に日本に来られたことが一番うれしい、というのが今の感情ですが、ラオ選手が言ったように、自分も新しい文化の中でやっていくので、しっかり学んでやっていきたいと思います」
ー日本でやってみたいこと、楽しみにしていることは
カストロ「来たばかりなので、まずは自分の仕事、野球に集中したいと思いますけど、これからチームメートと仲良くしていく中で、いろんなものを教えてもらったり、どこかへ連れて行ってもらったりすると思うので、楽しみにしてます」
ラオ「野球が第一というのは同じ意見なんですけど、めい想に興味があって、できればそういうとこに行って、日本人の文化を学びたいですし、野球からちょっと離れてリラックスできる状態をつくれるかなと思うので、挑戦してみたいなとは思っています」
チームメートにあいさつするカストロ(左から4人目)とラオ(同5人目)
ー北海道の印象については
カストロ「まだ事前に調べることができなかったので、これから知っていくことになるんですけど、みんないい街だよと言っているので、楽しみにしています」
ラオ「今、沖縄にいて、本当に離れた所。北海道が一番遠くにあるということは知っているんですけど、あまり詳しいことは分かっていないです。冬は寒くて、夏は最近、暑いと聞いてるので、ちょっと気を付けたいなと思っています」
ー日本の野球界についてはどんな印象を持っているか
ラオ「日本人のチームメートがいたことがあったので、緻密さだったり、質の高い野球をやるというのは知っていましたし、競争力の高い日本のリーグに来てできるということを本当にうれしく思います。来た目的はやっぱりチームとして優勝することなので、それに向かってやっていきたいです」
カストロ「自分も同じ印象を持っていました。緻密さ、規律正しく練習を行ったり、試合をやっているというのは知っていましたし、日本人の友達、野球選手を見て、準備の部分をしっかりやっているなという印象を持ちました。この新しい国に来て、自分も成長できることがあると思うので、しっかり学んで成長していきたいなと思います」
ー自身のプレーの特徴とストロングポイントを
カストロ「バッティングは自信もありますし、守備の面でもできると思っていますので、そこを見てほしいです。毎日、競争心を持って100%出し切るというところを意識してやっていますので、そこを見てほしいです」
ラオ「選手としては本当に負けず嫌いで、勝つことにこだわるということを大切にしてきましたので、メンタリティーの部分にはなるんですけど、そこを見てほしいです」
ーカストロ選手に。早速、セカンドの守備に入って体を動かしていたが、どうだったか
カストロ「コンディション的には全然、悪くないと思いますし、結構、動けたなという印象です。チームが必要なところで出場したいと思っているので、そのためにしっかり準備をしていきたいですし、1日目としては本当に良かったかなという印象です」
ーチームの雰囲気はどうだったか
カストロ「歓迎してくれたなという印象で、もちろん言語の部分で難しいことはあるんですけど、通訳の力を借りながら、これからしっかりみんなとコミュニケーションを取りたいなと思っています」
ーラオ投手へ。チームの雰囲気で何か感じたことは
ラオ「エネルギーあふれる選手が多いなという印象と、家族のように扱ってくれたので、本当にうれしかったです。特にわれわれみたいに外国から来る時、そういったサポートがあると本当にうれしいので、このチームに来て良かったなと思っています」
ー内野手から投手に転向した経歴がある。それを生かせる強みがあるか
ラオ「誰もしたことがない経験かなと思っていますので、それはポジティブに捉えています。きっかけというのは、ドジャースにいた時に監督から言われて、投手にならないかというオファーがあったのですが、1週間ぐらい考えて、本当は嫌だったんですけど、ちょっとずつ変わってやってみよう、挑戦してみようと思いました。今は投手の方が好きです。野手の時はもう毎日、試合に出るために準備するんですけど、投手の場合は自分のルーティンを繰り返し繰り返しやっていくので、自分に合っているかなとは思っています」
チームメートの元に向かうラオ(左から2人目)とカストロ(同4人目)
ー来日1年目はどんな目標を持って臨むか、ファンの皆さんへメッセージも
カストロ「目指すところは優勝しかないかなと思いますので、個人的な数字よりは、そこに向かって一日一日、自分の力を発揮していきたいなと思っています。ファンの皆さんには、自分の加入の発表があってからSNSなどを通じて温かい言葉をいただいていたので、本当に感謝していますし、これから100%を出してやっていきたいと思いますので、応援をお願いします」
ラオ「今年の目標はチームを助けるということと、優勝に向かって自分の力を出し切るというとこだと思いますので、いい時も悪い時もありますけど、ぶれずにやっていきたいと思います。ファンの皆さんには引き続き、ファイターズを応援してほしいなと思いますし、このチームで優勝できるという自信があるので、そこに向かって一緒にやっていきたいと思います」
ーカストロ選手に。ファイターズのユニホームを着てグラウンドに。何か感じたことは
カストロ「きょう初めてユニホームを着てグラウンドに立ったのですが、特別な気持ちになりましたし、自分が昔、野球をやっている時は日本に来られるなんて想像もしていなかったので、神様にも感謝しています。この機会を無駄にしないようにやっていきたいと思います」
ー守備に入った後、谷内コーチと会話をしていた
カストロ「初日なので、そんなに特別なことは話していないんですけど、コンディションの確認をしました。谷内コーチとは頻繁にこれからもコミュニケーションを取っていくことになると思うので、うまくやっていきたいと思います」
ーラオ投手は室内で練習。選手と会話をしたか
ラオ「伊藤大海投手とは前から話したいなと思っていたので、きょう初めて話して、メンタルの部分だったり、どのような準備をしているのか、ということは聞けたました。そんなに深くは話していないんですけど、そのような会話はありました」
【ラオの囲み】
―新庄監督とは話をしたか
(残り3057字)
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
▼▼ここから有料エリア▼▼
「はい、少しだけ」
―監督が、最初は先発をしてもらいたいと言っていたが、それについてはどう思うか
「まだ、直接そういったお話をいただいたわけではないので、なんとも言えませんが、お話ししたタイミングでは本当に温かく受け入れてくれて、ちょっとした日常的な会話をできて、これから一緒にプレーするのが楽しみです」
―先ほど、めい想に興味あると言っていたが、禅など日本文化に興味を持ったきっかけは何かあるか
「山本投手だったり、藤浪投手と一緒に短い間プレーをしていたので、その間に彼らの準備だったり試合に向けた考え方だったり、いろいろ話を聞いていたので、そこから本当に日本の試合に対するモチベーションだったり、意識の持って行き方に感銘を受けて、自分もそういった意識を取り入れたら、ステップアップできるんじゃないのかなと思ったのがきっかけです」
―めい想することでどのような効果が得られるか
「主には体と気持ちを落ち着かせてゲームに集中できる心構えをつくるっていうのがあるんですけども、本当にこのチームだったりプロでやっている以上、実力は全員あるものだと思っていて、野球は本当に99%メンタルだと自分は考えているので、メンタルを整えることで試合でも最大限のパフォーマンスを発揮できるのではないかなと考えています」
―元中日の小笠原もナショナルズで一緒だったと思うが、何か話をされたか
「本当に特別というか、本当にナイスガイで面白くていつも冗談も言ってくれるいいチームメートでした」
室内練習場に向かうラオ
―日本のことについて何か教わったか
「本当にいろいろと教えてもらったんですけども、主には礼儀だったりお辞儀だったり、その礼儀を重んじる文化であるっていうことは事前に聞いていたので」
―日本の食べ物とかはどうか
「自分を以前から知っている人からしたら、自分がいろんな料理、特にアジア料理が大好きだっていうのは周知の事実で、アメリカにいた時から、すしだったりチャーハンだったり、中華料理だったり、よく食べていたので、食に関しては本当に楽しみな部分がいっぱいです」
―ニックネームなどファンになんと呼ばれたいか
「ラオと呼んでいただけたらと。日本人にとっても覚えやすくて、言いやすい名前なのかなと思います。アメリカにいた時、そのサウリン・ラオっていう名前の響きが向こうの人からしたら、ちょっと日本人に、アジア系に聞こえるらしく、名前を聞いてインスタグラムのページに飛んだら全然、ドミニカ人じゃねえかっていうメッセージがあったくらい(笑)。日本人にはなじみ深いというか覚えやすい名前なのかなとは思ってます」
―野手から投手への転向で苦労はあったか
「正直、野手からピッチャーへの移行はスムーズにできたのかなと。そこまで苦労した覚えはなく、調子がいい悪い、もちろんあるんですけども、自分はその調子が悪い時をあまり引きずらないタイプかなと思っていて、1試合2試合悪くてもまた調子を戻せるタイプかなとは思ってます。それは、フォアボールを与えずにストライクゾーンを攻めていくっていう自分のピッチングスタイルが、その調子の悪さを引きずらないっていう要因になっているのかなと」
―日本の交流戦だとピッチャーが打席に立つ試合が出てくるが、楽しみか
「三振しないように頑張りたいです(笑)。本当に以前からやってきたことではあるので、楽しみですし、三振しないように頑張ります」
【カストロの囲み】
―きのう来日したばかりだが、時差ボケなどは大丈夫か
「きのう来日したばかりで、そこから東京に着いてから、こっち(名護)までの移動もあったので、結構きつい部分はあったんですけど、きのうもあんまりよくは寝れなかったんですけど、これからアジャストしていこうかなと思ってます」
―新庄監督と会って、何か言葉をかけられたか
「きょう練習前に話したんですけど、まずは、ようこそっていうことを言っていただけましたし、一緒に戦っていこうと言ってもらいました。あとは本当にこのチームが新庄監督にとって一番のチームだと思ってるので、そのために一緒に戦っていこうっていうのは言ってました」
―これまでのキャリアの中で、日本人で印象に残っている選手はいますか
「結構、有名どころになっちゃうんですけど、大谷選手とダルビッシュ選手はアメリカでも本当に有名ですし、レジェンドとして話されてますので、その2人の名前はもちろん知ってましたし、彼らがファイターズから出てきたっていうのも知ってました」
―レイエスも同じドミニカ出身。来る前に会って話はできたか
「前々から知り合いではあったんですけど、そんなによく話す仲ではなかった。加入決定となった時に、おめでとうっていう感じでメッセージをもらって、あとチームのだいたいの印象だったりとか、そういうのは質問して教えてもらったんで、これから先輩になるんですけど、しっかり学んでいきたいなと思います」
―何かいいアドバイスなどはあったか
「あまり深くは話してないんで、そんなに特別なものはなかったんですけど、これから来日すると思うんで、そこからしっかり、いろいろ話していきたいなと思いますけど、彼の性格なんで絶対、仲良くなるなとは思ってます」
―レイエスは〝モーレ〟という愛称がある。カストロは何かありますか
「自分はカストロと呼んでもらえればいいかなとは思うんですけど、アメリカではロドルフォの始めの文字を取ってルディって呼ばれてた。一応、ニックネームとしてあるので、浸透するか分かんないですけど、聞かれたらそれは言ってます」
―何か意味のある言葉というよりは、自分の名前か
「そうですね」
グランドで体を動かしたカストロ
―対戦してみたい選手はいるか
「楽天の前田投手はアメリカ時代に対戦したことがあったので、彼のことは自分ではよく知ってるかなと思ってるので、また対戦したいなとは思ってますけど。本当にいいピッチャーがいっぱいいるって知っているので、これからちょっとビデオ見て見ようかなと思ってます」
―前田と対戦した時の結果はどうだったか
「何度か対戦してるので、最終的に結果はどうなったかって分かんないですけど、最初は結構いいピッチャーだなと思って抑えられてたんですけど、2回目の対戦からはしっかり研究できたので、自分としてはいい感覚はあります」
―ヒットも打っている
「はい。ツーベースを打ったこともあります」
―日本球界は未知の世界だと思うが、アジャストするために特別にオフの間にやってきたことはあるか
「本当に自分にとっては未知の世界で、分からないことだらけなんですけども、野球っていう意味では同じだと思ってるので、これまで自分がやってきたことをしっかり続けながら、やっていきたいなと思います。海外も日本も同じことは、やっぱりエネルギーを出して全力を出すってことは変わらないと思うので、そこは変わらずやっていこうかなと思ってます」
―ポジションは二遊間だと思うが、特に自分の良さを出せるポジションは
「基本的には本当にチームが必要なポジションをやりたいなと思っていますけど。基本的にはセカンドかショートになると思うんですけど、セカンドもやってましたし、ショートもやってたので、どちらが好きかって言われれば、やっぱりショートかなって思います。ショートは常に準備もしてないといけないですし、その状況状況において結構、高い能力が要求されると思うので。野球の中のリーダーっていうのは自分はショートだと思ってるので、そこはこだわってショートでプレーできたらなとは思ってます」