北照 13年ぶり6度目のセンバツ出場 エース島田が〝再会〟したい選手は―
センバツ出場を喜ぶ北照ナイン=撮影・小田岳史
吉報受け後援会も発足
甲子園は、目前だ。1月30日、3月に開幕するセンバツ甲子園の出場校が発表され、昨秋の全道大会を制した北照が13年ぶり6度目の出場を決めた。
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久しぶりにつかんだ聖地行きの切符。吉報が届いた瞬間、ナインの目が輝いた。上林弘樹監督(46)は「まずはスタートラインに立ちたかったので、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。ここからなので、試合で勝てるように頑張ってほしい」。この日の夜には後援会も立ち上がり、サポート体制も万全となった。
昨年11月の神宮大会では英明に1-2の惜敗。最少点差の敗戦ではあったが、全国レベルとの差を痛感した。12安打を放ちながら1得点で終わったことを反省し、この冬は走塁改革に尽力。元々、走力のあるチームではなかったが、スタートや判断力を養う練習などを繰り返し、走塁強化に取り組んだ。
センバツ出場を喜ぶ北照ナインと上林監督(中央)
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「甲子園では走って、走って、走りたいと思います」
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英明の足を使った攻撃を目の当たりにしたことも大きかった。「スチールとかプレッシャーの掛け方とか、そういった部分にキャッチャーが惑わされたり、ピッチャーがバッターに集中できなかったりしたので、良い勉強になりました」(上林監督)。
そして12月には、かつて健大高崎の代名詞だった「機動破壊」の生みの親・葛原美峰氏(69)に指導を仰ぐなど、走塁の意識をどんどん強めていった。上林監督は「心理戦、駆け引き、そういったことも含めて、もう一つレベルが上がると思う。これから外に出て、どうなっていくか楽しみです」。手代森煌斗(きらと)主将(2年)も「甲子園では走って、走って、走りたいと思います」
囲み取材を受ける北照の手代森主将
北海・小野悠真投手の「○○運動」がスゴい
また、エースの島田爽介投手(2年)は昨年12月に台湾で行われた「日台高校野球国際親善試合」の北海道選抜に、チームからただ一人選出された。これまで敵として戦ってきた選手たちが仲間になることは新鮮だった。島田は「仲間として会うと安心しました」と白い歯を見せた。
囲み取材を受ける北照の島田
そして、得られたものも大きかった。選抜チームで主将を務めた北海の小野悠真投手(2年)の並進運動に目を奪われた。「並進運動ができている投手が良い投手。自分は苦手なので、収穫でした」
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また聖地での〝再会〟も目標の一つだ。「日台高校野球国際親善試合」の九州選抜には、沖縄尚学の新垣有絃投手(2年)がいた。150キロ左腕の末吉良丞投手(2年)との二枚看板を担う右腕と話す機会にも恵まれ「大人だと感じました。無理な質問をしちゃったりしたんですけど、丁寧に返してくれました」。その精神力に感服したという。「もう一度、甲子園で見たい」。エースは沖縄尚学との対戦を胸に秘める。そして、目標のベスト4へ、北照の挑戦が始まる。
