21世紀枠候補・士別翔雲に吉報届かず 名寄支部から初の甲子園出場は夏へ持ち越し
体育館でライブ中継に見入る士別翔雲の本郷主将(左端)らナイン=撮影・西川薫
昨秋の全道8強
日本高野連は30日、3月19日開幕のセンバツ甲子園大会出場校を発表した。昨秋の全道大会で8強入りし、初めて21世紀枠候補に選ばれた名寄支部・士別翔雲は残念ながら選出されず、支部初の甲子園出場は夏以降に持ち越しとなった。
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全校生徒と一緒に、体育館でライブ中継を見届けたナイン。就任13年目の渡辺雄介監督(44)は「選手の皆さん、悔しいですよね。この夏は必ず甲子園にたどり着きましょう。士別翔雲の野球部の歴史はこういう悔しい負けから、逆境から一歩ずつ前に進んできた、私が好んで使う『積極一貫』という言葉は、逆境こそ積極的な心を持って前向きに取り組んでいこう(という意味)。この夏、必ず甲子園にたどりつきましょう」と語りかけた。
稚内大谷2度、天塩に続き、名寄支部から4度目の候補校も…
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士別翔雲が加盟する名寄支部は、全道10支部の中で春夏通じて甲子園がない唯一の支部。2001年の第73回大会から始まった21世紀枠で、名寄支部から候補入りしたのは稚内大谷が03年と23年に2度、天塩が14年に選出され、今回〝4度目の正直〟を狙ったが、支部の悲願達成はならなかった。
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豪雪地帯で冬は半年間グラウンドが使用できない。甲子園出場を見据えて、1月には2泊3日で月形町で合宿を行い、さらに例年3月頃に地元業者に依頼してグラウンドを重機で踏み固めてもらっているが、今年は時期を前倒しして外で練習を行っている。本郷創士主将(2年)は「非常に残念ではありますが、この期間は甲子園を意識してきた。自分たちの最終目標は夏の道大会で優勝し、甲子園に出て勝ち、校歌を歌うこと。そこはブレず毎日頑張っていきたい」と話した。今春のセンバツ出場には届かなかったが、夏へ向け、これまでの取り組みがプラスになることはあっても、無駄に終わることはない。ここから改めて聖地への挑戦が始まった。
士別翔雲の本郷主将