ファイターズ
2026/02/05 15:35 NEW

《ハム番24時》2月5日

 

 1月、エスコンフィールド北海道で自主トレを行う投手は多かったが、野手は郡司だけだった。寒さに震える心配はなく、ウエート場を含めて設備は充実している。内野手なら、フィールドでノックを受けられるというメリットもあった。北海道在住の選手も増えている中で、多くの野手がなぜ、利用しなかったのか、疑問を持っていた。

 あらためて郡司に聞くと、答えを教えてくれた。「札幌の冬、北海道の冬を恐れているというか。実際、雪道はやばかったですし。僕は結婚してこっちに住居があるので良かったですけど、独身の選手とかだとなかなか今の時期は大変かな」。仕事を理解してサポートしてくれる妻に感謝しつつ、雪に覆われる冬の北海道の生活は、まだ少しハードルが高いと指摘した。

 やはり、最も神経を使うのは車の運転だ。細心の注意を払ってハンドルを握る郡司は、雪国の風物詩を体験したという。「少しずつ慣れてきましたけど、まだまだ分からない道がある。グーグルマップで行き先を指示すると、渋滞を避けて細い道とか入るわけですよ。ただでさえ細い道なのに、雪でさらに細くなって、対向車が来たらどっちが譲るんだみたいな顔で合図し合う謎の時間を何回も経験しました。でも、たくさん譲りまくって、優しい心を手に入れた気がします。こうやって道民性は磨かれていくのかと。道を譲るというところで、優しい心が磨かれた気がします」

 情景が浮かび、記者は「その感じ、すごく分かります」と完全同意した。アイコンタクトの後にどうぞどうぞのやりとり。北海道の雪道あるあるだ。イライラせずに、譲りまくるところが郡司らしく、そのおおらかな精神を見習いたいと強く思った。

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