ファイターズ
《ハム番24時》1月20日
エスコンで黙々と練習している玉井を見ていて、素朴な疑問が浮かんだ。〝みやたま〟の愛称で呼ばれるくらいベテランの宮西と兄弟のように親しくしているが、オフは行動を共にしている印象があまりなかった。それぞれ家族との時間を大切にしているとはいえ、少しは一緒に練習する時間を取ってもいいのでは、と感じていた。
一度くらい、宮西と一緒に自主トレをする機会を設けたらどうかと提案してみたら、玉井は食い気味に「なぜですか? なんでオフシーズンまで宮さんと一緒にいないといけないんですか。絶対に嫌ですよ」と拒否した。目は笑っていなかった。
トレーニングの内容は知っている。ただ、ストイックに追い込むメニューを恐れているわけではない。「僕も結構、走りとか大事にしたいタイプなので、考えは合うかもしれないですけど、そういう問題じゃないんですよ。野球どうのこうのじゃない。野球で学ぶものは多くありますけど、キャンプインからで大丈夫です。おなかいっぱいになっちゃうので、自主トレはいいです」
キャンプやシーズン中になれば、毎日のように顔を合わせ、言葉を交わす。家族よりも一緒にいる時間が長くなる。信頼し合う戦友のような間柄だが、心と体を休めることも重要なつかの間のオフくらいは距離を空けたいのだと察した。冷却期間を大切にする。それが、コンビ円満の秘けつなのかもしれない。