《平川弘のCool Eye》若い選手の長所を伸ばし、成長させてくれるところにも期待したい
ペトロヴィッチさんと共通する点は…
先日、正式に札幌の来季の監督が川井健太氏に決定したとの発表があった。川井監督は現役時代のポジションがFWだったということもあり、攻撃的なサッカーを志向する。最終ラインからつないでボールを保持し、相手ゴールを目指す。システムにはこだわらないようだが、3-4-2-1を好むあたりなど、札幌に変革をもたらしたペトロヴィッチさんと共通するところが多い。
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愛媛、鳥栖で監督を務めた際に、目立った成果を挙げた訳ではないが、それでもサッカー界で川井氏への評価はすこぶる高い。彼の持つロジックと指導法が現場で称賛されているからである。愛媛でも鳥栖でも限られた予算、戦力の中でも攻撃的で楽しいサッカーを披露したのだ。最後の勝つ、結果、というところではペトロヴィッチさんと同様、理想と現実の狭間で苦しむところはあるのだろう。そこをどう乗り越えるかが腕の見せ所である。そして、今一つ殻を破れずにいる若い選手の長所を伸ばし、成長させてくれるところにも期待したい。
あのFKの名手が復帰するらしい
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そして横浜FCにレンタルされていたDF福森が戻ってくることになったようだ。横浜FCへの移籍がレンタルだったことも忘れていた。DF中村が台頭してきたこともあり、押し出された格好となっていた。その中村は今季ケガもあって不本意なシーズンを送り、伸び悩みを感じることもあった。福森が札幌に戻って来てくれるとは思っていなかったので少々驚いたが、監督が代わった新体制でなら3バックの左ストッパーもありかな?と思う。どれだけ守備の部分で動けるか分からないが…。
またきれいなキックを見せてほしい
福森の復帰は攻撃的なサッカーを志向する川井監督、河合GMの意向が当然あったのだろう。監督が交代したからといって、再び輝きを取り戻せる選手はそう多くはない。福森にもそれなりの覚悟があるはず。中村にとって目の上のたんこぶになるよう、またきれいなキックを見せてほしい。
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オリジナル10のひとつである千葉がプレーオフファイナルを制し、17年ぶりにJ1に戻ってくることになった。現役時代に私も対戦していたので、千葉が昇格したことは何となく嬉しい。徳島戦での決勝点に象徴されるように縦への攻撃の速さがあった。攻守の速い切り替えから、アーリークロスで一気にDFラインの背後を突いた。前身の古河電工時代から速くて手堅いサッカーをしていた老舗。サッカー界におられる大御所OBたちも喜んでいることだろう。