ファイターズ
2025/11/24 17:45 NEW

新庄剛志監督 新人へ親心あふれる3つのお願い プラス「情報の交換はインスタグラムのDMでしたい」

フォトセッションに応じる(前列右から)大川、小村社長、新庄監督、栗山CBO、エドポロ、(後列右から)常谷、半田、大塚、藤森、横山=撮影・小田岳史

■新入団選手ウエルカムイベント(11月24日、エスコンフィールド北海道)

 日本ハムの新庄剛志監督(53)が24日、エスコンフィールド北海道で新入団選手ウエルカムイベントに出席し、入団が決まったルーキー7人に異例のお願いを発令した。これだけはしないでほしいーという行動を3つ示し、プラスアルファでダイレクトに連絡を取るための手段構築を求めた。

帽子のサイズ、靴ひもの輪っか、頭髪の色

 イベントの冒頭、主役の選手たちが登場する前に黒のスーツ、赤のシャツで決めた新庄監督が柔らかい表情で訴えた。重要視したのは、けがのリスクを避けるための慎重な行動とプロの自覚だ。「3つあるんですけど、1つ目は練習中、試合中に帽子が取れないように。サイズを小さくしてもらって。特にピッチャーは投げたときに帽子が取れて(ライナーの捕球に影響が出ると危険で)格好いい顔がつぶれたらダメなので。2つ目はスパイクを履いてひもを結んだときに、輪っかの部分が余らないように。スパイクのけんがその輪っかに引っかかってこけたりすると危ない。もう1つは、2軍にいる間は茶髪禁止。オシャレしたかったら1軍にすぐ上がってこいと。あともう1つ、情報の交換とかはインスタグラムのDMでしたいので、インスタグラムを始めてください。お願いします」

新人選手に向け、お願い事を話す新庄監督

 

1年目でも10年目でも「すぐに1軍に上げる」

 ファイターズの一員として優しく受け入れ、同時に厳しさも伝えていく。ファンが見守る中、新人が自己紹介すると、7人それぞれに役割やポジション、打順の希望を聞いた。来春のキャンプからフラットな競争が始まる。就任5年目を迎えても指揮官の方針はブレず「1年目も10年目も野球がうまかったらすぐに1軍に上げるので、キャンプでどういう姿を見せてくれるか、期待しています」と、新戦力の台頭を心待ちにしていた。

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