【一問一答】畔柳亨丞 達&福島に質問「試合で緊張しているの?」 2人揃って〝らしい〟返答
「一軍フル帯同」と書いた色紙を持つ畔柳=撮影・小田岳史
日本ハムの畔柳亨丞投手(22)が20日、エスコンフィールド北海道で球団と契約更改交渉を行い、120万円増の年俸770万円でサインした(金額は推定)。一問一答は以下の通り。
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―金額はアップか
「アップですね」
―球団からどんな話をされたか
「『シーズンの難しいところで(1軍に)上がってきて、しっかりCS(クライマックスシリーズ)までいい結果を出してくれたので、来年、期待しているぞ』という言葉をもらいました」
―球団に伝えたことは
「まずは、けがをして全然、上がれる状態ではなかったのに上げてくれたことへの感謝と、来年に向けての自分の意気込みを話しました」

―どんな意気込みか
「中継ぎで、来年は勝負したいなという気持ちを伝えましたね」
―中継ぎの方が合っていると思うか
「そうですね。自分は毎日投げたいタイプなので、投げることが好きなので。あと、自分の投球スタイル的にも、中継ぎの方が合っているんじゃないかなというのは自分でも思っているので、来年は1年間、1軍で回れるように頑張りたいなと思います」
―何試合ぐらい投げたいか
「40試合以上は投げたいなという思いはあるんですけど、それも未来の話なので、まずしっかりここからいい時間を過ごして、最善の準備をしていきたいなと思います」
―オフはどこで練習をするか
「鎌ケ谷でやると思います。帰省する時は愛知でやって、また戻って鎌ケ谷でやってみたいな感じですね」
―誰かと一緒にやることは
「特にないです」
―1軍にいる間に先輩たちと話をして、中継ぎでやってみたいと思ったところもあるか
「話していてやりたいと思ったということはなくて、自分自身が一番、活躍できるところはどこなんだろうと考えた時に、中継ぎだなと思っていたので、まずはしっかり中継ぎで1軍で結果を出して、ゆくゆくは先発になりたいなという気持ちもあります」

―今年は同期のピッチャーが活躍した。どういう気持ちか
「もちろん、その達とか、柳川、福島が活躍しているのを鎌ケ谷で見ていたので、すごい悔しい気持ちは常に持っていましたし、逆にそういう存在がいるから自分自身も高められるじゃないですけど、非常に、同期に刺激し合えるライバルがたくさんいるので、その面に関してはすごい良い環境で野球ができているなというのは思います」
―同学年は先発も、抑えもいて、中継ぎに
「確かに。あんまり考えたことはなかったですけど、確かにそうなりますね。でも、この前も同級生会をやったんですけど、この年代でファイターズを引っ張っていけたらいいなという話はしていたので、また来年どうなるか分からないですけど、僕らの年代で引っ張っていきたいなという気持ちは強いです」
―焼肉か
「そうですね」
―札幌か
「札幌ですね」
―会計は、おとこ気じゃんけんで決めたと
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「はっはっ。そうですね。おとこ気じゃんけんで福島が負けて。最後、阪口と福島が残ったんですけど。一番、面白くない展開に(笑)。阪口が負けたら面白かったんですけど。一番、緊張していました。僕は一番早く抜けました。なので、ごちそうさまです、という感じです」
―同級生会は、誰が場を回すのか
「今回は福島ですかね。福島が、みんなで大卒が入ってくる前にやりたいねみたいな話をして。僕らの年代、結構、個性派が多いので、僕も含めですけど、達とかもそうですし、柳川もそうですし、なんかこう、無言の時間というか…(笑)。そうですね、あって、ちょっと気まずい時もあったんですけど、みんな、そこは意識が高いので、話さなくても、なんか頑張ってんだろうなみたいな雰囲気にはなっていますね。ちょっと気まずいなっていう感じありましたけど」
福島(右)と談笑する畔柳
―みんな結構、変わっている
「そうですね、はい」
―初めてだったか
「全員は初めてですね。去年もフェニックスリーグの時にちょうどみんな揃っていて、やろうと話をしたんですけど、柳川がそのタイミングでクライマックスに上がって、阿部はけがで外出禁止だったので、全員集まるのは今年が初めてです」
―アドバイスをし合ったりはなかったか
「僕から結構、シーズン中とかに自分から聞くことは多いですけど、あんまり…ないですね」
―アドバイスで一番、印象に残ったことは
「アドバイスというか、試合で緊張してるの? みたいな感じで聞いて、福島とか達は『全く緊張しない』と言っていて、なんでそんなにメンタル強いんだろうな、みたいなのはずっと見ていて思っていたので。堂々と投げている姿を見て、自分も感化されてやってることもあるので。アドバイスというよりかは、彼らの活躍を見て自分がやる気になっているという感じですね」
―40試合投げるために身に付けたいことは
「落ち球とシュートですね。右バッターの被打率が今年は高かったので、数試合ですけど。しっかり右バッターのインサイドに攻めれらるようにというのは意識してやっていきたいです。あとは中継ぎだったら、より三振が求められてくるので、そうなったら一番、フォークボールが三振を取る確率が高い球なので、そこを重点的にやっていけたらいいなと思います」

―シュートの手応えは
「キャンプ中も投げていたんですけど、手応え的には、数値を見てもちゃんとした変化をしているので、いい球になってきてるかなというのはあります。あと、バッターに投げてみてどうなるかというとこですかね」
―年俸の増額分で何か自分に投資したいものは
「今年1年やって、ピラティスとかがすごい自分に良かったなと思ったので、トレーニングだったりというところに充てていきたいです。あと、自分は免許を持っていないので、車は買いたいなというのはあります」
―免許は
「今、もう取りに行ってます」
―年内に取れるか
「そうですね。はい」
―同級生会で無言になった時、最初に回しだすのは誰か
「いつも、だいたい明るいのが松浦で、それに乗っかってくるのが福島で、あの2人はなんか息が合っているなという感じがします。あの2人がいると2人で盛り上がって、僕らは黙って、という感じだったので、なんか変に疲れましたね(笑)」
―確認だが、盛り上がったのか
「う~ん…。ということにしておいてください(笑)」

―肉は集中して食べられた
「そうですね。僕と有薗は、もうほぼそっちメインだったので。楽しみに。食えるだけ食べておこうと。結果的に払わずに済んだので、良かったです」
―福島はしゃべって食べられない上に、支払いもした
「そうですね。あいつは全然、食べないんで。あんなひょろひょろなので、なんであんな速い球を投げるのかなと思っていますし、それが福島のすごさだと思う。もっと食べたらメジャー行けるのにな、みたいな感じでは思っていますね」
―会計は結構、高くなったか
「そうですね。思ったよりでしたけど、それなりの金額は払っていましたね」
―7人
「7人ですね」
―1人1万円では収まらないか
「その程度ぐらいですかね」
―シュートは新庄監督からマスターしてと言われて
「それも一つのきっかけではあったんですけど、もともと右バッターの被打率が高かったのがあったので、左バッターはカットボールがある分、インサイドに食い込む球があるんですけど、右バッターと考えた時になかったので、しっかり右バッターのインサイドに使えるというところが大事になってくるなと感じましたね」
―秋キャンプ中に新庄監督からDMが来た
「そうですね。キャンプ中に来て、『シュートを覚えて』みたいな感じのDMが来たので、今ちょうどやっていますということを言いましたね」
