【一問一答】清宮幸太郎 秋季キャンプ終え来季への決意新た「強みをもっと伸ばして圧倒的に勝ちたい」
ファンも加わった輪の中で、秋季キャンプの一丁締めの音頭をとった清宮幸=撮影・松本奈央
■秋季キャンプ(11月9日、エスコンフィールド北海道)
1万2500人のファンに日本一宣言
日本ハムは9日、エスコンフィールド北海道で行っていた秋季キャンプを打ち上げた。全体練習終了後には、チームを代表して清宮幸太郎内野手(26)が「キャンプで見つけた課題や練習に、このオフしっかりと向き合って、一回りも二回りも大きく成長した姿で、また名護で会いましょう」とあいさつ。来場した1万2500人のファンに「来年、絶対に日本一獲ります!」と力強く宣言した。囲み取材での一問一答は以下の通り。
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―代表してキャンプ打ち上げのあいさつを実施。話す内容は決めていたか
「はい。きのう考えました」
―どういうことを伝えたかったか
「このキャンプで得たものを、このオフにしっかりつなげたいという思いと、あとは来年絶対勝つんだ、という気持ちを伝えたかったです」

―日本シリーズでのソフトバンクの戦いぶりを見て、感じたものはあったか
「僕らがホークスみたいに戦うのも違うと思うし、僕らには僕らの強みがあるので、その強みをもっともっと伸ばして、圧倒的に勝ちたいなと。もちろん(自分たちの)弱点とかも把握しなければいけないですけど、そればかりにとらわれずに、自分たちの良いところをまず伸ばすというのが、一番大切だと思っています」
―キャンプの中で、上積みしなければいけないと感じたところは
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「やはり僕らの強みは長打だと思うので。僕にしても、ジェイ(野村)にしても、マンチュー(万波)にしてもジェッシー(水谷)にしても、もっともっとできたはずですし、やはりそこでもっと差を付けないと、ホークスとの差も埋まらない。そこをみんなが再認識したキャンプだったと思うので、本当に良い時間を過ごせたかなと思います」
―キャンプ中の土日祝には、1万人を超えるファンが来場していた
「やはり手を抜けないですし、(ファンの)目があるだけで感じるプレッシャーであったりとか、そういうのもあると思うので。そういう意味では、たくさんの方に来ていただいて、僕らを鼓舞していただいたと思っています」
―声援を送ってもらえることへの感謝、ありがたみを感じたか
「やはりその気持ちも、手締め(のあいさつ)に入れたかったですし、伝えられたかなと思います」

―秋季キャンプでの収穫は
「シーズンではできないトレーニングであったり、バッティング練習、守備の練習、そういうところを取り組めたので、これからのオフシーズンにつなげられる良いキャンプだったと思います」
―オフも体はずっと動かしていくか
「そうですね。そのつもりです」
―春季キャンプに向けて着手したいことは
「やはり体づくり。運動量が落ちますし、その辺はしっかりやっていきたいのと、バッティングも、もっと長打を打てるバッティングを目指していきたいなと思っています」
―自分なりのプランは思い浮かんでいるか
「そうですね。今年は(バッティング時に)軸足に全然乗っていないというか、自分からボールに向かっていってしまう感じがすごくあったので、うまく軸足を使えるかというのが、このオフのテーマだと思っています」
―ホームランを増やしたいか。それに限らず長打を増やしたいか
「もう全部、長打(を増やしたい)。二塁打も、ホームランも」
―今年の安打数(パ2位の143本)も自信につながっているか
「はい。1年間戦えたというのは、すごく良かったです」
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―来年はタイトル獲得も視野に
「もちろん。やるからには、全部狙いたいと思います」
